コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】 6ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】

薄暗いダンジョンのより深く深くへ潜る……本特集ではそんな「DRPG」についてその魅力と、おススメのゲームを紹介します。

連載・特集 特集
コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】
  • コアRPGファンを惹きつけて止まない迷宮の呼び声…「DRPG」の魅力とは?【年末年始特集】

独自性の強いDRPGたち

他のゲームにない独自性を強く持ったDRPGも存在します。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団

  • 開発:日本一ソフトウェア

  • 販売:NIS America(Steam)

  • 発売年:2018

壁壊し・最大40人パーティなど既存のDRPGの常識を打ち破る意欲作

ルフラン市の地下に存在する、人類の立ち入ることのできない瘴気に侵された地下迷宮。この迷宮に挑もうとする魔女ドロニアとその弟子ルカ、そしてプレイヤーの分身となる魔法書・妖路歴程の物語を描くのが本作『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』になります。

本作の地下迷宮は人類が立ち入れないという設定のため、実際の探索には魔女ドロニアが作成した「人形兵」を用いるといった形でDRPG伝統のキャラクターメイキングを行うことになります。

パーティは5つのカヴンと呼ばれる小隊から成り、ゲームの進行によって1つのカヴンに最大8人の人形兵を配置できるため、遊び方によっては最大40人パーティという他の作品と比べて型破りな編成が出来るようになっています。敵と戦うのは人形という設定もあってか、本作では敵の攻撃で首が飛んだり、手足が欠損したり……という容赦のない描写も登場するので、お気に入りのキャラクターを作ろうとする時にはご注意を。(拠点で治療は可能です)

また、本作を特徴付けるのが「ダンジョンの壁壊し」。ゲーム序盤でリインフォースというリソースを使用して、破壊可能なダンジョンの壁を壊すことができるようになります。不審な空間を見つけたので壁を壊したら貴重なアイテムを見つけた、入り口近くの壁を壊したら深層への落とし穴が広がっていて、落ちてみたら超強敵に囲まれた……など、壁壊しのシステムが大いに探索の幅を広げています。

『ディアブロ』シリーズなどを彷彿とさせる、ランダムな前置詞と能力が付いたレアアイテムや、そういったアイテムを高確率でドロップするチャンピオンモンスターも登場。トレジャーハンティングゲームとしても、本作は高い完成度を誇ります。

本作は幕間で濃厚なストーリーが展開するのも特徴です。広大な地下迷宮を探索した果てにはいったい何が待ち受けているのか、是非ともその目で確かめてみてください。

本作の続編となる『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』も、Steamで2023年2月15日に配信予定です。

Casus

  • 開発・販売:Spliced Games

  • 発売年:2020

手書きマッピングをゲーム内実装したDRPG

本作『Casus』は、冒険者1人でダンジョンを探索するシンプルなDRPGです。

しかし本作最大の特徴は、画面の右側を『世界樹の迷宮』ライクな地図の手書きに充てていること。ダンジョン内をうろつく強敵といい、『世界樹の迷宮』への強いオマージュが散見されます。

戦闘が1対多、しかも部位破壊システムなどもあって本作はかなり難易度が高いのは否めないのですが、将来『世界樹の迷宮』シリーズのPCへの移植がもし行われるとしたら、本作の手書きマッピングシステムがPC版における操作性の参考にされることを筆者は強く期待しています。

Drawngeon: Dungeons of Ink and Paper

  • 開発・販売:DarkDes Labs

  • 発売年:2019

すべてが手書き風味による奇妙な世界のDRPG

本作はタイトル通りインクと紙で描かれた、奇妙な世界を探索するリアルタイムDRPGです。

ダンジョンの壁や床、生い茂る草木まですべてが手書き風味のグラフィックで描写されており、白と黒のコントラストが不気味な没入感を生み出してます。

本作では文字通りの「スキルツリー」が拠点となる街の中央部に生えており、レベルアップで得たヒーローポイントを捧げることで様々なスキルを得ることができます。

スキルの中には「アイテムを食べる事が可能になる」というものも。このスキルを取ると普通は食べられない金貨や矢、剣や盾に至るまで回復アイテムとして活用できるようになります。

本作のクリアに至るまでのプレイ時間はおよそ4~5時間ほどと長くはありませんが、とにかく「尖った実験作」なので、気になった方はプレイしてみてください。


《ずんこ。》

石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top