気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Bishop Games開発、PC/Mac/ニンテンドースイッチ向けに4月27日よりリリースされた2Dアクション『Light Fall』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、忘れ去られた世界“ナンブラ“を救うことを目的とした2Dアクション。シャドウコアを操り、行く手を阻む苦難を乗り越えるスピーディーな展開と、決して明るくないもののどこか暖かさを感じさせる独特の雰囲気が特徴です。
『Light Fall』は1,480円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Ben:『Light Fall』の開発者の一人であるBenです。よろしくお願いいたします。本作では主にレベルデザイン、ストーリー、いくつかのゲームシステムデザインを担当しました。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Ben:Bishop Gamesが『Light Fall』の開発を開始したのが2014年の年末ですので、(開発期間は)結構長いですね。当初、開発チームは3人でしたが、今では5人になります。小さな開発チームでは、長い開発機関において各々の役割も自然と大きくなります。本作は当スタジオにとってのデビュー作となりますし、本作の開発に至ったアイデアこそが、当スタジオを設立することに至った理由となります。
――本作の特徴を教えてください。
Ben:『Light Fall』はその究極的な自由度から、2Dアクションというジャンルに新しくユニークな風を吹き込みます。具体的に言うと、本作の中でプレイヤーはステージ上を進むために足場を呼び出すことができます。プレイヤー自身が自ら攻略ルートをステージ内に作り出すのです。このシステムから、本作のテンポはとても早く、カオスです。そのため、おまけとしてオンラインランキングや他のプレイヤーのゴーストなど、タイムアタックに特化したシステムを搭載しています。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Ben:開発チームは『Super Meat Boy』の大ファンですので、本作でも同じゲームスピードと難易度を体感できるでしょう。他にはインターネット上にある様々なアートから影響を受けています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Ben:日本の方に言えることは、またBitSummitに今年も参加すると言うことです(注:BitSummitは5月12日から13日まで京都で開催中)!あの美しい街、京都にまた行けると言うことにとてもワクワクしています。日本に行くのはこれで2回目になりますが、前回訪れた際にその文化と日本という国が大好きになってしまいました。これを見ている誰かと、京都でお会いできたら素晴らしいですね!
――ありがとうございました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
ゲーマーは長野県・諏訪湖の街に行くとおかしくなる。限りなくオープンワールドだと錯覚するから。【ゲームみたいに錯覚する現実の場所】
-
歴史ゲームなのに“本物の歴史”じゃない?歴史ゲームが歴史通りに作れない理由を考察する【特集】
-
【ネタバレ注意】イヴに一番似合う衣装はどれだ!?『Stellar Blade』私的美麗ナノスーツ6選
-
PS5/PS4で楽しめる!伝説の世代交代RPG『俺の屍を越えてゆけ』の魅力を今こそ伝えたい―“自分の一族の歴史”を紡ぐ旅路は厳しくも美しい
-
美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』配信/最大90%オフのSteamセール「ゴールデンウィークゲームフェス」開催中/国土交通省が主導する実際の街をインポートできる『Cities: Skylines』Modv2.0公開【週刊スパラン4/26~】
-
ノーマン・リーダスもサプライズ登場!マッツ・ミケルセン&小島秀夫の『デススト』ファミリーが将来の展望を語りつつ仲良しぶりを見せつけた対談ステージをレポート【大阪コミコン2024】
-
【特集】『マナー・ロード』はなぜヒットした? 集落から始まる中世領主街作り、発売前ウィッシュリスト数は全ゲーム1位
-
【特集】シナリオライターが遊ぶ『ファイナルファンタジー』…探求の旅はここから始まった。クリスタルと光の戦士たちが踏み出した最初の一歩目
-
90年代の大作映画にそっくり?広大な水上世界が舞台のオープンワールドアドベンチャー『Age of Water』が迫力満点だった!
-
『Rise of the Ronin』老中は副大臣、幕府は「Shogunate」、意外と難しい幕末日本の説明【ゲームで英語漬け#135】