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ヴァンサバ系農業アクション『Noxious Weeds』―12,000人がウィッシュリストに入れた作品【開発者インタビュー】

ヴァンサバが農業と合体……?

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ヴァンサバ系農業アクション『Noxious Weeds』―12,000人がウィッシュリストに入れた作品【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Solar Eclipse Games開発、PC/Linux向けに1月9日に早期アクセスが開始された日本人開発者によるヴァンサバ系農業アクション『Noxious Weeds』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、いまは剣を置いた元冒険者の「農家」として、迫りくる化物たちを張り倒して農場を守り抜くヴァンサバ系農業ローグライク。右手にクワを、左手には野菜を握りしめ、畑を荒らす不届きな連中を懲らしめていきます。日本語にも対応済み。より詳しいゲーム内容については、プレイレポをご覧ください

『Noxious Weeds』は、600円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Alessandro Marcomini氏(以下Alessandro)こんにちは。本作のプログラマー、Alessandro Marcominiです。兄弟のFabianoと一緒に、Solar Eclipse Gamesとして活動しています。

私たちはいつも一緒にゲームをプレイするのが大好きです。メガドライブの『TNMT: Hypersone Heist』でも、『バイオハザード5』でも、『バルダーズ・ゲート3』でも、いつも協力プレイを楽しんできました。私たちの共通の趣味と素晴らしい絆によって、一緒にゲームを作るという夢がついに実現したのです。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Alessandro 私たちは農業要素や自然のグラフィックを取り入れたゲームがとても好きです。ですので、本作にもこれらの要素を持ち込むのは自然なことだと感じました。アクションローグライトであることに変わりはないのですが、そうすることで、これまでにあった武器から離れ、よりユニークな道具を描き、水を通貨の代わりに集める資源として使い、全体的に軽快でカラフルな設定を取り入れることができました。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

AlessandroVampire Survivors』のようなゲームや、それが生み出した流行りのサブジャンルにインスパイアされているのは明らかですが、本作では新鮮な要素をもたらすことを目指しています。

例えば、『Brotato』のようなウェーブベースのゲームプレイループや、アイテムのアップグレードが長所にも短所にもなっている点、『Risk of Rain』シリーズのような広大なマップに遠く離れたアップグレードがあり、プレイヤーは敵をかわしながらそれを探すことになる点などです。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Alessandro本作は、私たちにとって初めての商業プロジェクトであり、素晴らしい学習プロセスでもありました。新しい機能を開発するたびに、克服すべき新たな挑戦があったのです。12,000人もの人のウィッシュリストに入り、パブリッシャーの助けを借りずにゲームをリリースしたことは、私たちに信じられないほどの達成感を与えてくれました。

――早期アクセス開始後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Alessandro私たちのコミュニティは、キャラクターや敵のオリジナリティを気に入ってくれました。特に、ユニークな昼夜のサイクルや、新たなリスクに立ち向かう勇者に大きな報酬を与える天候イベントを楽しんでいただいています。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Alessandro本作を早期アクセスでリリースすることに決めたのは、ゲームを愛するプレイヤーコミュニティが、ゲームの微調整に関して最も有益なアドバイスを提供してくれると確信していたからです。難易度のバランスを取るための継続的な努力の中で、新しいパワーアップアイテム、新キャラクター、オリジナルのメタプログレッション(『Vampire Survivors』とは全く異なるので、ステータスの+1は期待しないでください)などを含む、頻繁なアップデートをリリースする予定です。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Alessandro本作に収録されている音楽はすべて配信して大丈夫です。私たちは、配信プラットフォームとのライセンス問題が発生する可能性のある楽曲をたくさん入れるのではなく、少なくても自由に配信できる楽曲を採用することを優先しました。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Alessandroこのスペースをいただき、ありがとうございます!これまで日本のコミュニティからいただいたフィードバックに身の引き締まる思いです。もしまだ本作が自分に合うゲームかどうか迷っているようでしたら、ぜひ体験版をお試しください!また、ご質問などがあれば、Discordでどうぞ。

それでは、『Noxious Weeds』のフィールドでお会いしましょう!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。


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