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【特集】ゲームブックはオワコンなのか―「ドルアーガの塔」を電子書籍化した幻想迷宮書店が語る今と未来

注目度が高まる“幻想迷宮書店”に直撃し、これまでとこれからに迫るインタビューを敢行。記事をゲームブック風にしてお届けします。

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【特集】ゲームブックはオワコンなのか―「ドルアーガの塔」を電子書籍化した幻想迷宮書店が語る今と未来
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-14-

なんということだ、ここへ飛んできてしまうとは! 敢えて飛んできたのか? それとも気付かずに来てしまったのか? いや、どちらにしても、ここで待ち受けている運命に変わりはない。君は、インタビューを通り過ぎてしまったのだ。ここで、棺桶の釘のように横たわるしかない。


既にご存じの方にとっては無粋な説明となりますが、補足させていただきます。「14へ進め」というのは、名作ゲームブック「グレイルクエスト」シリーズでお決まりの、いわゆるデッドエンドパラグラフです。重要な選択肢を間違えてしまったり、戦闘中に死んだ場合に、決まって「14へ進め」と指示されており、そこで死の宣告を受けることになります。

このことから、一部のゲームブックファンの間では「14へ進め」=ゲームオーバーという不文律が出来上がり、またネタとして広く活用されました。ちなみに「棺桶の釘」の下りも「グレイルクエスト」の第一巻に当たる「暗黒城の魔術師」に出てきており、「死んでしまった。棺桶の釘のように死んでいる」との衝撃的な一節に盛り込まれています。

ただしこの14は、死を宣告すると同時に、次のプレイに導く役割も持っています。生と死が混在した境目とも言えるかもしれません。

さあ、うるさい注釈に耳を傾けるのはもうここまでだ。著者の図々しさに見切りをつけ、新たな冒険へと出かけよう!

・もう一度この記事を読み直す
1へ進め

・インタビューは終わりだ。自分だけの冒険に踏み出そう
→ 現実へ進め
《インサイド》
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