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『デイヴ・ザ・ダイバー』の寿司屋にあこがれて鮮魚をさばく―ハードコアゲーミング料理第14回

鮮魚だいすきおじさんなので調理中ずっとニコニコしていました。

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『デイヴ・ザ・ダイバー』の寿司屋にあこがれて鮮魚をさばく―ハードコアゲーミング料理第14回
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ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。

そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くくせに実際の味はよくわからない筆頭である「例の食べ物」を購入&調理、その実態に迫るべく調理していこうと思います。

序盤すぎて大型の魚にちょっかいを出しても捕まえられずむやみに酸素を消費するダイバーの図。

コロコロコミックで連載が開始されるという、そうそう無い実績をアンロックした稀有なゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』をプレイしております。配信直後に気にはなっていたのですが、なかなかタイミングが合わなかったんですよね。前情報をあまり仕入れずに始め、マジメに魚を捕まえては寿司屋を経営するゲームだと思い込んでいたため、開始早々「この海域は潜るたびに地形が変わる」と伝えられて『そういうゲーム!?』と声が出ました。

お寿司屋さん経営パートも難しすぎず適度なミニゲーム感があって好きです。手が空いたらすぐワサビをスリスリ。そして、寿司だけを提供するお店じゃないのもいい。こういう一品料理もメニューにあると「いい店」って感じがしますよね。

近海物の魚を獲ってその日のうちに調理して提供するってすごくイイ。真似したさが高まってきますね!!!!ということで!

やってきました、ここはBRANCH横浜南部市場。もともと横浜市の中央卸売市場のひとつでしたが、現在は民営化され商業施設となっています。ここならきっと新鮮な近海魚があるはず……!

八百屋、精肉、鮮魚などの専門店に加え、奥には大きなスーパーも並んでいます。夏休み(8月中旬)ということで普段以上の混み方。ささっと必要な買い物を済ませ(ついでにシャトレーゼでアイスを大量に買い)帰路へ。

買ってきました。新聞も敷いて魚をさばく態勢は万全。

まずはこちら。三崎で穫れたイナダです。お店で内蔵の処理だけしてもらってあります。

頭を落としたら背中から包丁を入れていき……、

背骨に沿って包丁を入れ続けて片身を外します。ちなみに筆者は昔◯トーヨーカドーの鮮魚コーナーでアルバイトをしていました。その頃の経験が今ここに活きています。

もう片方も同様に切って三枚に下ろしたら、お腹側の骨の密集地帯をうまいこと切って外していきます。

皮に沿って包丁を入れて切るように剥いていきます。

サクが完成。もう片身を同じように処理したら、一旦冷蔵庫へ。

続いてはこちら。カマスです。これだけ実は千葉県産…。たまたま神奈川県産のものが入っていなかったので緊急措置です。ほ…ほら…東京湾で穫った可能性もあるし…。

言い訳しながら、イナダと同様に三枚おろし。

こちらは塩を振って冷蔵庫へ。

数十分置くと余計な水分が抜けてくれるので、拭き取ってからお酢(notすし酢)で〆ます。

表面がうっすら白くなったらお酢から引き上げて下処理完了。

寿司屋に必須のシャリも作っていきましょう。木桶にお酢をたらして炊いたご飯をドーン。

すし酢をかけて切るように混ぜたら完成。

カマスに戻りましょう。バーナーで皮目を炙ります。バーナーを使うと料理のレベルが上がる感じしますよね。

巻きすにラップをしいて、シャリをだいたいのサイズでいいので細長くセッティング。

かますを乗せたらギュッギュと固めながら巻きます。

余分なシャリを落としたら「カマスの炙り棒鮨」の完成!

浅めに酢でしめたので、生感と〆感の両方が適度に感じられ、炙った皮目の風味も足されて美味しくできました。

続いてはこちら。三崎産のアオアジです。

3回目なのでさばく工程は省略。真あじと比べると色が濃いめですね。

形は一旦気にせずにザクザクと切ってしまいましょう。

味噌・ミョウガ・ショウガを足して包丁で叩けば…。

アオアジのなめろう」の完成!

アジと味噌の組み合わせは相性バツグン。ご飯にもお酒にも合う一品ですね。ミョウガの苦味もいいアクセントになっています。ちなみにこれを丸めて大葉でくるんで焼けば「さんが焼き」に変身。

最後はしょうゆ・みりん・すりごまをあわせてレンジで加熱したヅケダレを用意します。

イナダをスライスしてボウルに並べて……、

粗熱が取れたタレをかけてラップで蓋をして冷蔵庫へ。

30分ほど漬けたら冷蔵庫から出して丼に乗せ「イナダのヅケ丼」の完成!

あっさりしたイナダに濃いめの漬けダレがよく合います。後半はだし茶漬けにしてもいいかも。


上記の3品を魚をさばいて下処理、調理、完成までに5時間弱かかりました(撮影しながらではありますが)。デイヴ・ザ・ダイバーなら、夜の営業の時間をほぼ全部使って3品できた感じでしょうか。お客様にブチ切れられそう。ハイスピードにお客さんをさばいていくデイヴたちのすごさを再認識できました。

《KADEN》

三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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