9月23日、「東京ゲームショウ2017」のOMEN by HPブースにて開催された『レインボーシックス シージ』日中国際親善試合。会場からは大きな歓声が何度もあがるなど、熱い戦いが繰り広げられました。本記事では、マッチ内容のレポートと、試合後に行った両チームへのインタビューをお届けします。
◆手に汗握る白熱の日中対抗戦
今回の日中戦に出場したのは、父ノ背中(日本)とuL Gaming(中国)の2チーム。会場に訪れたファンの数は凄まじく、後方からは見えづらいほどの人だかりができ、開戦直前からボルテージは上がり続けていました。今回のマッチは、プロリーグでもおなじみのルール「爆弾」となっており、オペレーターの編成に制限はありませんでした。レギュレーションは画像から確認ください。なお、父ノ背中からはアップル選手、あびつん選手、けんき選手、中の人B選手、きんち選手、フォックス選手が、uL GamingからはCHOLY選手、Edmond選手、Lusty選手、Rookie選手、96選手が出場しました。
最初のマップは「国境」。一時は、勢いを見せた父ノ背中でしたが、2-5でマッチを落とします。次なるマップは「銀行」でしたが、勢いに乗ったuL Gamingが圧倒し、こちらでも2-5でuL Gamingの勝利となりました。3つ目の舞台は、「領事館」。ここで父ノ背中がマッチを落としてしまうと勝敗が決してしまう正念場です。父ノ背中はここで意地を見せ、アップル選手のニトロセルダブルキルなどもあり、4つのラウンドを取りますが、最後に起動したディフューザーを守れず、敗戦。結果は、uL Gamingの勝利となっています。
試合後は、Year 2 シーズン3からの新マップ「テーマパーク」を使ったエクストラショウマッチも開催。こちらはほぼお祭りのような形で、uL GamingのRookie選手がACE(1ラウンド5キル)を決めたかと思えば、タチャンカが機銃を外に設置するなど、会場からは常に笑いが。普段からユーザーを楽しませる父ノ背中、uL Gamingならではと言える、全員が楽しめる試合展開でした。
次ページ:なにが勝負を分けたのか!?試合のポイントから日中プロゲーマー事情までインタビュー