開発元:Crystal Dynamics
対応機種: Xbox 360 / PS3 / PS2 / Wii / PC(国内) NDS / N-Gage2.0 / Mac(海外)
日本版発売年: 2009年1月29日
―ララのアクションが大幅進化したトリロジー最終作
『トゥームレイダー: レジェンド』から続く物語が描かれるトリロジーの3作目。ララは母親の失踪の謎を突き止めるために、アヴァロンの地を探す冒険へと旅立ちます。『レジェンド』のアーサー王伝説に続き、本作では北欧神話の神々の遺物が登場し、その中でも雷の神トールのハンマーはゲームのアクション要素としても重要な役割を果たします。
本作は、キャラクターのモデリングや背景のクオリティが上がっただけでなく、ゲーム中のアクションに合わせて表現される体の汚れや傷、美しい水や光の表現など、さまざまなグラフィックの強化が施されており、モーションキャプチャーを多用したキャラクターのアクションも非常に多彩で、三角飛びをはじめとしたアクロバティックなアクションは攻略にも用いられています。ゲームシステムにもさらなる改良が加えられ、前作にあったスローモー効果が発生する“アドレナリン・ドッジ”は、アドレナリンゲージを貯めることで使用できるようになったり、マップ上のオブジェクトを持ち歩き、マップ攻略に使用することができたりと、さまざまな調整・変更が行われています。なお様々なハードで販売された今作は、対応機種によってステージ構成や謎解きの一部に違いがありました。海外では、PS3向けに『レジェンド』『アニバーサリー』『アンダーワールド』の3作を収録し、グラフィックを強化した『Tomb Raider Trilogy』がリリースされています。
アンダーワールドというタイトルの通り、海中探索の要素が大きくフィーチャーされた今作。海面の反射表現をはじめとした水の表現は、当時リリースされていたゲームの中でもトップレベルで美しく、本編そっちのけでただ泳いでいるだけでも長い時間遊べました。そんな美しい海のグラフィックよりも、ララのとってもセクシーなウェットスーツに目がクギヅケになっていたプレイヤーも少なくなさそうですが 。惜しむらくはシリーズきってのバグ、フリーズの多さでしょう……。
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