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工場建設シミュレーション『Techtonica』―ビジュアルスタイルのインスパイア元は「マシーネンクリーガー」【開発者インタビュー】

「工場」「自動化」…ピンときたら要チェック!

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工場建設シミュレーション『Techtonica』―ビジュアルスタイルのインスパイア元は「マシーネンクリーガー」【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Fire Hose Games開発、PC/XSX/Xbox One向けに7月18日に早期アクセスが開始された工場建設シミュレーション『Techtonica』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、最大4人でのマルチプレイが可能な工場建設シミュレーション。発光生物が溢れる異世界の惑星の地底で資源を収集し、工場を拡大していきます。シンプルな掘削や採鉱から始めて資源を収集し、専用の機械を組み立てて収集と生産を最適化し、探索に必要なものを効率的に生産。高度な自動化システムや技術の新しいレシピを入手し、工場を発展させ更に探索を進めることで、謎の多い惑星の秘密に迫っていきます。日本語にも対応済み。より詳しいゲーム内容については、プレイレポをご覧ください

『Techtonica』は、3,400円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Richardこんにちは、本作でゲームディレクターをしているRichardです!私は非常に幅広いジャンルのゲームが好きで、工場ゲーム、メトロイドヴァニア、アドベンチャーゲーム、昔ながらのアクションゲームなどが大好きですね。一番好きなゲームは『Outer Wilds』で、ストーリー、ミステリー、探検、そして発見を完璧に融合させたゲームだと思います。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Richard本作は、戦闘の代わりに物語と探索を組み合わせた工場ゲームです。Groundbreakerと名付けられたプレイヤーは、自分が誰なのか、何が起こったのか、まったく覚えていない状態で、異星人の惑星の地中深くに埋もれた廃墟のような施設で目覚めるのです。この惑星の謎を解き明かし、地表への道を切り開くためには、脱出に必要な機械を修理するための部品を手に入れるため、巨大な工場を建設しなければなりません。

本作のアイデアは、以前Fire Hose Gamesで模索していた多くのアイデアを組み合わせたものとして思いつきました。小惑星で機械を作り、様々な小惑星の周回軌道に資源を投入する工場ゲーム、暗いエイリアンの洞窟を舞台にしたサバイバル&探検ゲーム、エイリアン恐竜の骨を掘り起こすゲームなどのアイデアがあったのです。これらから生まれたシステムやアイデアが、本作ではとても楽しくエキサイティングな形で融合しました!

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Richard本作は、主に『Factorio』『Subnautica』『Deep Rock Galactic』『マインクラフト』といった様々なゲームからインスピレーションを得ています。しかし、本作は怖いゲームではありません。私たちのビジョンは、プレイヤーがリラックスして建築や探検を楽しめるような、居心地の良いチルな体験を作ることです。本作のアートスタイルはマシーネンクリーガーにインスパイアされたもので、錆びたソビエト時代の機械がたくさん登場します。多くの秘密を盛り込むため、非常にカラフルな発光生物の世界を作り上げました!

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Richard本作は大規模なプロジェクトですので、ゲーム内にも印象的なものがたくさんあります。私のお気に入りのひとつは、M.O.L.E.と呼ばれるブラックホール・ガンで、これは地形を破壊したり編集したりするのに使えますので、エイリアンの洞窟の中に夢の工場を建設することができます。また、プレイヤーが秘密の施設や隠された宝箱を掘り当てるのにも役立ちますよ。

――早期アクセス開始後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Richardすでにプレイヤーたちが建設した様々な巨大工場や、彼らが考え出した面白いアイデアを見ることに喜びを感じています。特に、コミュニティによって作られたTechtonica Wikiページには、洞窟の完全な地図、すべてのアイテムやレシピ、最適な工場のセットアップを決定するための計算ツールなどがあり、感心しています。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Richard私たちはプレイヤーの皆さんからのフィードバックを本当に大切にしており、今後のv0.1.1アップデートと次のv0.1.2アップデートでは、皆さんからいただいたフィードバックに対応することに専念しています。私たちは常にプレイヤーの皆さんの声に耳を傾け、フィードバックへの対応に取り組むようにしています。また、プレイヤーの皆さんがまだ知らないエキサイティングな追加要素の計画もありますよ。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Richardはい。本作の配信、録画、収益化は、あらゆるプラットフォームでご自由にどうぞ。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Richard私たちのゲームについて読んでいただき、ありがとうございます!もし本作に興味がございましたら、Steamでぜひチェックしてみてください!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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