気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、HolmCom開発、PC(Windows/Mac/Linux)向けに3月25日に正式リリースされた全周型ハクスラシューティング『Nienix: Cosmic Warfare』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、宇宙が舞台の全周型ハクスラシューティング。戦闘機から戦艦まで様々な宇宙船を操縦し、無数に存在する各種装備をひたすら収集、自機の強化を繰り返していきます。記事執筆時点では日本語未対応。詳しいゲーム内容についてはプレイレポをご覧ください。
『Nienix: Cosmic Warfare』は、2,300円(4月1日までは20%オフの1,840円)で配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Hannesこんにちは!本作の開発者のHannesです。好きなゲーム一本を選ぶのは難しいですが、私のトップ3は『Diablo 2』『スーパーメトロイド』『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』でしょうか。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Hannes私は以前からアクションRPGと俯瞰視点の弾幕ゲームが好きだったのですが、この2つのジャンルの優れている点を上手く組み合わせたゲームを見つけることができませんでした。つまり、アクションRPGのスキル、アイテム、成長、ランダム生成コンテンツと、弾幕ゲームのペースや弾を避けなければならないと言った点です。私はまた長い間、自分のゲームを自分のゲームエンジンで開発し、リリースしたいと思っていました。2014年からこの目標に取り組んできましたが、本作のリリース後もずっとサポートを続けていくつもりです。
――本作の特徴を教えてください。
Hannes本作は、アクションRPGと弾幕系ゲームの良いとこ取りをした、初めてのちゃんとしたマッシュアップだと思います。私がアクションRPGと弾幕系ゲームに求めるものを厳選しました。それとは別に、キャラクターのカスタマイズオプションは無限大です。小さな戦闘機から重い砲艦、あるいは複数の画面を覆う巨大な空母まで、どんなものでもプレイすることができます。すべてのビルドが非常に異なるスタイルとなっているのです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
HannesアクションRPGや弾幕系ゲームが好きな人には、本作を大いに楽しんでいただけるでしょう。友達と一緒にプレイすれば、さらに楽しくなりますよ!
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Hannesたくさんですね!今思いつくのは、『Diablo 2』『グラディウス』『斑鳩』『Path of Exile』『Subspace Continuum』などです。また、私は大の「スタートレック」ファンでもあります。
――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?
Hannesあります!しかし、私はソロ開発者なので、こうしたことには時間がかかるのです。もしかしたらコミュニティの誰かがお手伝いをしてくれるのではないかと思い、すべてのテキストを含むスプレッドシートをアップロードしています。これでプロセスも速くなるでしょう。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Hannes私は一人で開発をしているので、開発に大きな影響はありませんでした。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Hannesもちろんです!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Hannes私は東京と京都で数週間を過ごしましたが、どちらもとても美しいところでした。特に、これらの都市を取り囲む自然や、桜の木がたくさんある公園が素晴らしかったです。また、地元の人たちもとても親切でした。東京にあるいくつかのゲームバーでは、ファミコンをプレイしたりもしましたね!また近いうちに、妻と子供たちを連れて行きたいと思っています。
――ありがとうございました。


本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)