災害バスシム『Bus World』―「災害」というアイデアと「バスシミュレーション」を融合させてみようと思った【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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災害バスシム『Bus World』―「災害」というアイデアと「バスシミュレーション」を融合させてみようと思った【開発者インタビュー】

早期アクセスは一年間を予定しています。

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災害バスシム『Bus World』―「災害」というアイデアと「バスシミュレーション」を融合させてみようと思った【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、KishMish Games開発、PC向けに9月29日に早期アクセスが開始された災害バスシミュレーション『Bus World』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、バス運転手としての日常的な業務から、災害に見舞われた人々の救出まで、様々な条件で乗客を運ぶシミュレーション。様々なシナリオを通じてストーリーを体験したり、独自のルートを作成できるフリーモードで好きなように旅を楽しんだりできます。日本語にも対応済み。

『Bus World』は、1,980円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Mikhail Kalinichenko氏(以下Mikhail)KishMish Gamesの共同設立者で、本作の開発に携わったMikhail Kalinichenkoです。私が好きなゲームは『グランド・セフト・オート』『アンチャーテッド』『バトルフィールド』『ヒットマン』ですね。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Mikhail私たちは以前に『Bus Driver Simulator』というゲームを作っていますので、すでに使うことができるアセットやコードがありました。これらをベースに、何か新しいものを作りたいと思ったのです。私たちは面白くて少し変わっている条件やロケーションを搭載したいと思っていたところ、洪水、津波、山火事、原子力発電所の事故、落石などといった災害はゲームにあまり出てきませんし、特に公共交通シミュレータに登場するのは見たことがないということに気がつきました。私たちはこの「災害」というアイデアと「バスシミュレーション」を融合させてみようと思い、本作が出来上がったのです!

――本作の特徴を教えてください。

Mikhail本作の特徴は、竜巻、津波、山火事、落石といった災害や事故。そしてバスの故障。チェルノブイリ原子力発電所とそこで起きた事故などですね。とはいえ、災害や事故だけが本作の特徴ではありません!例えば、本作には映画撮影のミッションもあり、良い撮影のためには高速でバスを走らせなくてはいけないのです。本作は、ちょっと変わった条件で行われるリアルなバス走行ゲームなのです。

――本作はどのような人にプレイしてもらいたいですか?

Mikhailうーん、自分でもよくわかりません。トム・ホランドやリル・パンプのような有名人にプレイしてもらいたいですね(笑)。私たちの作るゲームは主に12歳から50歳の男性によくプレイされています。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Mikhail一年間を予定していますが、それ以上かかるかもしれません。今後いくつかの新しいバス、シナリオ、マップ、そしてプレイヤーによるコンテンツクリエーションのための要素も追加したいと思っています。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Mikhail多くの人に面白いと思っていただけているようで、好評価のレビューもいくつたくさん届いています。そしてこれがモチベーションのアップにつながり、本作をより良いものにしようという気持ちにつながっていますね。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Mikhailいいえ、本作は実際に起きた出来事から影響を受けています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Mikhailいいえ、私たちはもう何年も全員がリモートで開発を行なっています。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Mikhailはい、もちろんです。私たちのゲームを誰かにプレイしていただくのは嬉しいことです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Mikhail皆さんに本作のことを紹介でき、嬉しく思います。楽しんでいただけると嬉しいです!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。





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