「新しいものを生み出すチームに」 ロボ農業シム『ライトイヤーフロンティア』開発の「FRAME BREAK」CEOにインタビュー【TGS2022】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

「新しいものを生み出すチームに」 ロボ農業シム『ライトイヤーフロンティア』開発の「FRAME BREAK」CEOにインタビュー【TGS2022】

スウェーデンの開発スタジオ「FRAME BREAK」でCEOを務めるヨアキム・レッドストローム氏へのインタビューをお届け

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「新しいものを生み出すチームに」 ロボ農業シム『ライトイヤーフロンティア』開発の「FRAME BREAK」CEOにインタビュー【TGS2022】
「新しいものを生み出すチームに」 ロボ農業シム『ライトイヤーフロンティア』開発の「FRAME BREAK」CEOにインタビュー【TGS2022】 全 4 枚 拡大写真

9月15日から開幕した「東京ゲームショウ2022」には世界各国から多数のゲームメーカーが参加しました。

その中には京都で開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit X-Roads」に日本初出展して“オープンワールド×ロボ×農業シミュレーター”という話題性のある内容で注目を浴びた『ライトイヤーフロンティア』の姿も。

BitSummit X-Roadsでのプレイレポートはこちら

今回はそんな同作を手掛けるFRAME BREAKでCEOを務めるヨアキム・レッドストローム氏へのスペシャルインタビューの内容をお伝えいたします。

「学生プロジェクトが楽しくて」生まれたFRAME BREAKスタジオ

──まず、FRAME BREAKスタジオ立ち上げの経緯から教えてください。

ヨアキム・レッドストローム氏(以下、レッドストローム)FRAME BREAKチームの始まりは大学のゲーム開発プロジェクトです。そのメンバーでの開発がすごく楽しかったので、その後も同じチームでのゲーム開発を続けていました。そしてAmplifier Game Investにスタジオが買収されたことでオフィスを構えられるようになり、新たなメンバーを迎え入れることができました。

スタジオで意識していることは「オープンであること」ですね。採用でも色んな文化や考え方を持つ人物を採用するように心がけていますし、そうしたカルチャーを越えた話をしやすいような仕組みも設けています。例えばミーティングでも会議室のドアを開けたままにしておくことで、誰でもその話題に参加もしやすい環境にするなどですね。もっと新しいものを生み出せるチームを目指しています。

インタビュー時には「名刺交換」もこなしたレッドストロームCEO

──学生のプロジェクトチームからスタートしたメンバーがゲームスタジオとして仕事を進めて行くうえで一番難しかったことは何でしょうか。

レッドストローム卒業後は「自分たちが作りたいゲーム」にフォーカスした制作をしていましたが、それでは市場に受け入れてもらえず、買ってもらえないと気付きました(笑)。それからはビジネスの勉強をしたり、自分たちのゲームの良さを伝える方法についても勉強しましたね。幸いなことにAmplifier Game Investはそうした点にすごく力を入れているデベロッパーですので、一緒に仕事ができて本当に良かったと思っています。

──今回「東京ゲームショウ2022」へは『ライトイヤーフロンティア』を出展されていますが、このゲームの制作がスタートした経緯はどのようなものなのでしょうか。

レッドストロームまず「農業に関わるゲームを作りたい」と考えたのですが、シンプルに農業だけを行うシミュレーターは既に沢山ありますよね。そこで「今までのゲームに変わる何かを作りたい」と思い、別案の「メカを使ってゲームを面白くする」というアイデアをかけ合わせて生まれたのが『ライトイヤーフロンティア』です。

──京都のBitSummitで伺った同様の内容を記事にしたところ、そのアイデアには読者からも大きな反響がありました。

レッドストロームそれはとても嬉しいですね。

──日本市場で展開していくことについてはどのような手応えや展望をお持ちですか。

レッドストローム日本とは色んなアプリケーションを使って上手く展開出来ている例があると思っていて、例えばDiscordから色んな企業とコンタクトしてファンを獲得していくこともできています。そこに加えてビジネスパートナーシップのような関係性も構築して行ければと思っていて、私たちと同じような考えを持つ皆さんとビジネスを大きくしていければ、というのが今後の展望ですね。

──ちなみに、ゲームに限らずアニメやマンガなど日本のカルチャーからゲーム制作に影響を受けることもあるのでしょうか。

レッドストロームそれは絶対的にありますね。とても影響は大きいです。実は『ライトイヤーフロンティア』に登場するメカも日本のアニメやコミックを参考にしている部分がありますし、FRAME BREAKのメンバーにもそうした影響を受けている人が多いです。なので、今もリスペクトは忘れていませんよ。

──メカについても反響が大きかったのですが、今後は好きなようにカスタマイズできるようになったりするのでしょうか。

レッドストロームもちろん、外観やアームなどの部品を変えられるように制作しています。やっぱり「自分だけのオリジナルな物を作れる」のはゲームの魅力だと思いますから、一種のメカファンタジーとしても楽しんでもらいたいですね。

──では、もしかしたら装甲メカや頭部のあるロボットみたいな見た目になる可能性も?

レッドストロームそれも良いですね。今後も常にアップデートして素材やカスタムは追加していきたいと思っています。

──ちなみに、今回初めてのTGSに参加されてみて感想はいかがでしょうか?

レッドストロームすごく良い体験をしていると思います。これだけ大きな規模で、しかも豪華なブースで沢山の会社が出展している光景は思わず息を呑んでしまいますね。

ブースの様子

──それでは最後に、このゲームを楽しみに待っているファンに向けてメッセージをお願いします。

レッドストローム情熱をかけて作ってきたゲームを日本の皆さんにお見せできて嬉しいです。一番お伝えしたいのは「何か要望があれば是非伝えて欲しい」ということですね。私たちはそれを真摯に受け止め、より良い物になるように努力して行きたいと考えています。

──完成を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

レッドストロームありがとうございました!


“癒し系”なゲーム内容を目指して制作が進められている『ライトイヤー フロンティア』は2023年春リリース予定。対応ハードはPCとXbox SeriesX|S/Xbox Oneが予定されています。

《ハル飯田》

ハル飯田

よく遊び、よく喋る関西人 ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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