パブリッシャーApplication Systemsは、Studio Seufzが2020年にPC向けにリリースしたアドベンチャー×放置ゲーム『THE LONGING』のニンテンドースイッチ版が配信されたことを発表しました。
本作は失った力を回復するため眠りについた王を400日後に起こすため、洞窟の中でひたすら待ち続ける忠実な使用人シェードを描いた作品。400日がリアルタイムで進むのが大きな特徴で、プレイをやめてゲームを終了しても時間が進みます。
アドベンチャーと放置ゲームという異色のミックス
孤独の中、地底深くで王の目覚めを待つのがプレイヤーの使命......それも400日間。
ゲームを始めるとすぐに400日のカウントダウンが開始されます。大地の底でひとりぼっちの存在をどうするかを決めるのはプレイヤー次第。時間はたっぷりあるので、慌てずストレスをためないようにしましょう。プレイスタイルを自身で選択
ゲームを開始し400日後にまたゲームに戻るだけでも結末を見ることができます。実際ゲームをプレイする必要は全くありません。しかし、プレイヤーがいなければシェイドはさらに寂しがってしまいます。
それなら洞窟を探検して快適な地下生活のためのアイテムを集めてもいいでしょう。ただシェイドを散歩させればいいだけです。歩く速度は遅いですが、時間はたっぷりあるので急ぐ必要はありません。
ニーチェからハーマン・メルヴィルまで、大量の古典文学をゲーム内で読むことができます。またはシェイドにそれらを読んでもらいましょう。何かに没頭させる術を知れば結果として時間の経過が早くなります。(ゲーム内でシェイドが見つける本は現在すべて英語の本になります。)
王の命令を無視して洞窟の外の世界に向かって旅立ちましょう。それは暗闇の中に身を置く長く危険な旅となりますが…ゲーム の注目ポイント
- 手描きによる広大な洞窟をゆっくり探索。
- 幻想的雰囲気を醸し出すダンジョン・シンセのサウンドトラック。
- マルチエンディング。
- たくさんの隠された秘密。
- 時間と連動するパズル。
- 孤独だけどキュートな主人公。
『THE LONGING』は14.99ドルで配信中。記事執筆時点で国内向けには配信されていないものの、日本語にも対応しているようです。