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ファミコンレトロアクション『Micro Mages』「実際にファミコンで本作をプレイすることが可能になります」【注目インディーミニ問答】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Morphcat Games開発、PC/NES向けに5月1日リリースされたレトロアクション『Micro Mages』開発者へのミニインタビューをお届けします。


気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Morphcat Games開発、PC/NES向けに5月1日リリースされたレトロアクション『Micro Mages』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、最大4人の同時プレイが可能なレトロアクションゲーム。小さな魔法使いたちを操作し、敵を撃ったり壁キックをしながら、塔を登っていきます。本作はNES(海外ファミコン)向けに新たに作られたゲームで、実際にNES上で動作するように作られているだけでなく、ファミコン初期のタイトルと同じ容量である40KBに抑えられています(『スーパーマリオブラザーズ』と同じ)。箱と取扱説明書がついたカートリッジ版も予約受付中。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Micro Mages』は1,120円/10.99ドルでSteamItch.ioで配信中。





――まずは自己紹介をお願いします。

Morphcat GamesJulius Rieckeです。ドイツ人で、2011年にNES用デモ『Super Bat Puncher』をリリースした際にMorphcat Gamesを設立しました。本作ではプログラミングを担当し、データの最適化をするツールの開発や、音楽やサウンドエフェクトも私が作っています。

Nicolas Betouxです。私はフランス人ですが、ベルリンでアートとプログラミングを勉強しました。本作ではグラフィック、レベルデザイン、イラストレーション、動画を担当しています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Morphcat Games2015年、私たちは労力も時間もかかるNES/ファミコンのプロジェクトに取り組んでいました。そんな中、休憩ということで小さなNES/ファミコンゲームを作ろうと思ったのです。私たちはこのゲームを一ヶ月で完成させようとしたのですが、結局そのコンセプトとゲームプレイが気に入ってしまい、開発を続けることとしました。3年間の開発と最適化の結果、ついに本作をリリースすることができたのです。

――本作の特徴を教えてください。

Morphcat Games本作はSteamItch.ioでPC版がリリースされていますが、本作は元々NES/ファミコン向けのゲームになります。私たちは任天堂の開発者たちが『スーパーマリオブラザーズ』をわずか40KBに収めることができたということに感動しました。そして新しい40KBのゲームで、同時マルチプレイヤーにも対応したものを全力で作ってみようと思ったのです。マルチプレイヤーのNES/ファミコンゲームは珍しかったですし、ステージやボスバトルにおいて、友達と楽しく協力したり、競争したりしながら冒険できる新作を作ろうと決意しました。


――本作が影響を受けた作品はありますか?

Morphcat Games私たちは任天堂タイトルを含むたくさんのゲームをプレイして育ちました。それらすべてが本作を作る上で影響を与えています。縦スクロールするという点では『アイスクライマー』や『光神話 パルテナの鏡』の影響を受けています。スタイルや雰囲気は『聖鈴伝説リックル』『星のカービィ 夢の泉の物語』『バブルボブル』。ゲームプレイやレベルデザインは『スーパーマリオブラザーズ』と『ロックマン』ですね。スプライトのサイズが小さいのと壁ジャンプができることから、プレイした人からは『Super Meat Boy』に似ているとも言われます。

――本作の日本語対応予定はありますか?

Morphcat Gamesはい、実は現在、本作をファミコンのカートリッジでリリースしようと作業を進めています。ゲームの内容はNES版と同じです。箱と取扱説明書は日本語に翻訳されますので、日本のプレイヤーの皆さんが、実際にファミコンで本作をプレイすることが可能になりますよ。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Morphcat Gamesお読みいただき、ありがとうございます!ファミコンはもう35歳ですが、今でも世界中のプレイヤーを楽しませてくれます。私たちはこのファミコンが大好きで、同じくファミコン好きの皆さんが本作を楽しんでくれると嬉しいです。ファミコンはまだ生きていますし、私たちを驚かせてくれます!ファミコンへの興味を持ち続けていただき、感謝します。そして、私たちもお手製のゲームで皆さんを楽しませ続けたいと思います。

――ありがとうございました。



なお、本作を3~4人でプレイする際、NESの場合は任天堂から発売された公式マルチタップを、ファミコンの場合はサードパーティから発売されたマルチタップと追加コントローラーを使用する必要があるとのことです。

《text:SEKI》