気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Edym Pixels開発、PC向けに10月12日リリースされた横スクロールタワーディフェンス『Grim Nights』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、村を舞台とする横スクロールタワーディフェンス。日中に資源を集めて村を発展させ、夜の襲撃に備えます。9種類のユニットに13種類の敵。3体のユニークなボスが登場し、およそ5~6時間のゲームプレイが特徴です。記事執筆時点で日本語には対応していません。
『Grim Nights』は310円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Mattias Myde氏(以下Myde氏):Mattias Mydeです。つい最近30歳になりまして、スウェーデンの真ん中にある小さな都市スンツヴァルに素敵な彼女のCarolineと一緒に住んでいます。昔は写真家やジャーナリストとして活動していましたが、それほど真剣になることはできませんでした。
GameMakerでプログラミングを始めたのは3年ほど前になります。するとすぐにハマってしまいました。YouTubeの動画や友人たち、そしてたくさんのトライアンドエラーから使い方を学びました。ゲームを一つ完成させ、なんとかしてSteamで販売してみたいと夢見るようになったのです。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Myde氏:本作の開発は14ヶ月ほど前に始まりました。本作のアイデアがどのようにして生まれたのか、説明するのは簡単ではありません。あるときふとしたときに生まれ、これで行こうと思ったのです。私は『Kingdom Rush』のようなタワーディフェンスゲームが好きなので、サイドスクロールのタワーディフェンスゲームを作れるのではないかと思いました。
しかし私は細かく作り込まれ、面白い特徴を持ち、雰囲気もいい気軽にプレイできるゲームも好きです。そのため、村人の顔や名前、アビリティはランダム生成されます。静かで動かないタワーをゲームの中心にはしたくなかったので、代わりに村人たちを中心にデザインしました。
――本作の特徴を教えてください。
Myde氏:本作がそれほど特徴的かはわからないのですが、良い雰囲気とディテールを持っていると思います。ゲームプレイにはたくさんのマイクロマネージメントが必要で、村人たちやアンデッドたちのこともよく知る必要があります。本作は比較的難易度が高いので、多少イライラしてしまう方もいるかと思います。それについては申し訳ありません。本作にはまだ追加予定の要素やバグもありますので、パッチで対応を進めています。今のところ皆さんがとても優しく、良いフィードバックをいただいています。本当にありがたいです。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Myde氏:多言語対応は素晴らしいと思っており、実際多くの親切な方たちから無料で翻訳のオファーを受け取っています。しかし自分はあらゆる分野でアマチュアであり、特にプログラミングにおいて多言語対応は凄まじい時間を要することになってしまうでしょう。そのため、現時点では予定はありません。すいません!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Myde氏:本作の「プレイしてみた」という日本語の動画をいくつか見ました。私は日本語が理解できないのですが、とても面白かったです!クールでとても表現豊かな言語ですね。日本のもっと多くの人が私のゲームをプレイし、楽しんでいただけると嬉しいです。アリガトウ!
――ありがとうございました。
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