気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Dustwind Studios開発、PC向けに8月16日リリースされたリアルタイムタクティクス『Dustwind』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、終わりを迎えた世界を舞台に他の生存者と戦うゲームで、ソロミッションやフレンドとのマルチプレイを楽しむことが可能。スキルとギアを自由に組み合わせられるキャラクターカスタマイズ、スニークや部位攻撃、車両の運転や修理、Steam Workshopに対応したマップエディタなどを特色としています。
『Dustwind』は2,570円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Dimitri Zaitsev氏(以下Zaitsev氏):こんにちは、Dustwind StudiosでクリエイティブディレクターをしているDimitri Zaitsevです。インタビューしていただき、光栄です!
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Zaitsev氏:およそ6年前、「自分たちが好きなゲームを作ろう!」と言ったときに、ランダムなアイデアの中から突然生まれました。私たちは皆、リアルタイムタクティクスとポストアポカリプスのファンなのです。私たちは過去にゲーム開発経験がなく(『Fallout Tactics: Brotherhood of Steel』のMod制作以外)、ゲームとして皆さんにお見せできるようになるまで、学ばなくてはいけないことがたくさんありました。その過程はとても大変なものでしたが、諦めませんでしたよ!
――本作の特徴を教えてください。
Zaitsev氏:本作はファストペースでありながら深みのあるリアルタイムタクティクスと、可笑しなおふざけ要素が混ざり合っています。トイレのスッポンで人を撃ったり、地雷のあるところに向かって人を蹴ったり…
あと、本作は協力プレイ、ソロプレイ、対人にも対応していますので、様々なモードを楽しむことができます。マップエディタも搭載していますので、コミュニティを中心として長く楽しめる作品になっていますよ。
あ、あと、本作は犬としてもプレイできます。はい、タクティカルドッグです。他のゲームにはなかなかないのではないでしょうか。本作のキャラクターシステムは柔軟性があり、固定のクラスは存在しません。自分が欲しい戦い方をするキャラクターを作るのはプレイヤー次第です。
本作には緊張する瞬間、笑える瞬間など、多くの顔を持っています。説明するのは難しいので、ぜひ実際に遊んでみてください。 :)
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Zaitsev氏:はい、特にオンライン面では(それ以外にもありますが)『Fallout Tactics: Brotherhood of Steel』から影響を受けています。他にもポストアポカリプスを舞台とした様々なゲームと映画…「マッドマックス」、『S.T.A.L.K.E.R.』と言ったものからも影響を受けていますね。私たちはこれらの作品が大好きなのです。あと、他には私が自分でやっている Nuclear Snail というポストアポカリプスコスプレブランドから持って来た要素もありますね。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Zaitsev氏:現時点ではわかりません。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
(日本語でご回答いただきました)
Zaitsev氏:皆さん 一緒に参加してこのゲームを楽しみましょう!
――ありがとうございました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
歴史ゲームなのに“本物の歴史”じゃない?歴史ゲームが歴史通りに作れない理由を考察する【特集】
-
和風DRPG『残月の鎖宮』大型アップデート「Ver.弐」で難度・UI・テンポが大きく改善!物語の先描く有料DLCやさらなる本体改善に向けクラファンも実施へ【東京ゲームダンジョン5】【UPDATE】
-
ゲーマーは長野県・諏訪湖の街に行くとおかしくなる。限りなくオープンワールドだと錯覚するから。【ゲームみたいに錯覚する現実の場所】
-
不死鳥の如き復活を狙う『BLESS UNLEASHED』Pmang版を先行プレイ! “ダイナミックオープンワールドMMORPG”の新要素をチェック
-
【ネタバレ注意】イヴに一番似合う衣装はどれだ!?『Stellar Blade』私的美麗ナノスーツ6選
-
リリース迫る!?百合×3DダンジョンRPG『ウィッチ・アンド・リリィズ』は恋愛要素をとことんまで調整中【東京ゲームダンジョン5】
-
“デスクトップを凌駕する”謳い文句は本当か!? “逆張り闇落ちライター”がMSIが誇る超ハイスペックゲーミングノート「Titan 18 HX A14V シリーズ」と徹底バトル
-
【特集】そうだ、オープンワールド行こう…家でも“観光”できるゲーム5本を紹介。現代、過去、未来のゲーム名所をレコメンド!
-
海外レビューハイスコア『インディカ』―宗教的なテーマにこれほど細やかに取り組む勇気のあるゲームは少ない
-
PS5/PS4で楽しめる!伝説の世代交代RPG『俺の屍を越えてゆけ』の魅力を今こそ伝えたい―“自分の一族の歴史”を紡ぐ旅路は厳しくも美しい