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【総力特集】『ロマン溢れるPCフライトシミュレーター』10選

かつての大きな人気を持っていたが、現在において規模が縮小してしまったものの今でも熱い注目を集めるジャンルのフライトシミュレーション。今回は、現時点でも入手可能なPCで展開されているフライトシムを集めてみました。

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【総力特集】『ロマン溢れるPCフライトシミュレーター』10選
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■『Microsoft Flight Simulator X』(Steam
開発元:ACES Game Studio 発売年:2006年 価格:2,480円

―スタジオ解散という苦難がありつつも再販に漕ぎ着けた『MSFS』シリーズ最終作
20年以上の歴史を持っていたMicrosoftのACES Game Studio。その最後の作品である民間機中心のフライトシム『Microsoft Flight Simulator X』は、前作『Microsoft Flight Simulator 2004』からグラフィック面での改良点が大きく、高空表現や3Dコックピットがよりリアリティを増しています。民間機中心のフライトシムではあるものの遊覧飛行や救助などミッションを収録しており、ただ飛ばすだけではないゲームプレイが出来ることも魅力。絶版となってしまった日本語版では、池田秀一やてらそままさきらの豪華声優陣による日本語吹き替えが収録されていました。

2006年に発売された本作は、マルチコアへの対応や海軍機を収録する拡張版などをリリースしましたが、2009年にスタジオが解散されてしまったため後続のタイトルが登場していません。後に後継作と言える『Microsoft Flight』がFree-to-Playタイトルとして2012年にリリースされたものの、2013年8月にはマーケットプレイスが閉鎖され、現時点においてダウンロード不可能となっています。その後、販売権を取得したDovetail Gamesより現用OS対応の『Microsoft Flight Simulator X: Steam Edition』がSteamでリリースされ、グラフィック強化コンテンツや追加機体DLCの配信と共にアクセスが容易になっています。


また本作の後継作にあたるタイトルは、航空機メーカーであるLockheed MartinがIPを購入し、独自に改良を加えた『Prepar3D』が学生/パイロット向けにリリースされています。英語Windows環境での動作が必要となってしまいますが、2000ドル以上の高額なライセンスを購入すれば戦闘シナリオもプレイ可能です(開発者向けの低価格なサブスクリプションプランもある)。なお、商業向けには『MSFSX』を再リリースしたDevetail Gamesがフライトシミュレーターシリーズの復活を宣言し、5月3日に『Flight Sim World』を発表しました。



《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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