9月25日に開催された「Xbox One 大感謝祭 2015 東京」で、トイロジックの新作アクションタイトル『ハッピーダンジョン(Happy Dungeons)』をプレイしたので、そのインプレッションをご紹介します。
本作品は、現在も基本プレイ無料で配信されている大規模マルチ対戦ゲーム『ハッピーウォーズ(Happy Wars)』の姉妹作と考えばわかりやすいと思います。『ハッピーウォーズ』は、最大15vs15の合計30人でプレイできる戦争ゲームでしたが、今回の『ハッピーダンジョン』は最大4人でプレイ可能な協力プレイ型アクションゲームです。(オンラインマルチの他、オフラインでの画面分割も可能。)
基本的なグラフィックはハッピーウォーズ同様、コミカルで可愛らしいキャラクターが特徴。XボタンやYボタン1つで手軽にスキルが発動できる初心者にもわかりやすいシステム設計も前作同様なので、すぐにゲームに取り掛かれるのはとても良かったです。
『ハッピーダンジョン』は協力プレイにフォーカスした作品で、1人でもプレイ出来ますが4人でプレイすると、敵が強くなる代わりに良いアイテム(装備品等)もドロップしやすくなるシステムです。いわゆる「ハックアンドスラッシュ」の要素も含まれており、ただ敵を倒すだけの協力プレイではなく、アイテム収集の楽しさや、自分のキャラクターがどんどん強く成長していく楽しさなどもたくさん含まれています。
新たに追加された要素として、「オトモボット」と呼ばれる支援キャラが登場します。プレイヤーの横についてまわり、一緒に敵を攻撃してくれたりします。1プレイヤーにつき3人までのオトモボットをつける事が出来るので、4人でCo-opした場合は画面上に12人ものオトモボットの姿を見る事ができるようになります。そしてオトモボットにも成長要素があり、中にはレアなオトモボットも存在するとか。
画面上にはたくさんの敵も出現するので、まさに自分と味方と敵が入り混じったハチャメチャな戦闘を楽しめる本作品、「対戦ゲームは苦手だけど協力ゲームは好き」という方をはじめ、「成長要素のあるゲームが好き」だったり「色つきのアイテムが出る事に幸せを感じるんだ…!」という方にはぜひこれからの発表もチェックしてもらいたい作品です。初心者にも手軽に楽しめる協力プレイ可能なハックアンドスラッシュとして、筆者も今後の発表に期待しています。
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