京都市みやこめっせで開催されたBitSummit 2015 Return of the Indies。今回はミラクルポジティブがPS4/PS Vita向けに開発中の国産サンドボックスアクションRPG『Airship Q(エアシップQ)』を紹介します。
プロデューサーの加藤 拓氏、プログラマー中島 謙互氏、デザイナー草野 裕朗氏の元スクウェア・エニックスの開発者3人が4年前に開発を始めたという『Airship Q』。約2年前に国内のクラウドファンディングプラットフォームMakuakeで資金調達に成功した後、Cygamesから資金提供を経てPS Vita向けに本格的な開発がスタート。今年1月にはPS4版の開発も発表されています。
本作は『Terraria』や『Minecraft』にインスパイアされた作品で、見た目にもその雰囲気は感じ取れますが、プレイしてみるとサンドボックスも出来るアクションRPGという印象。1人用の「ストーリーモード」とマルチプレイの「クエストモード」があり、今回のBitSummitではPS Vitaのアドホック通信を使った「クエストモード」が初披露されていました。
クエストモードは最大4人のプレイヤーで「目標」を達成するモードで、「~に辿り着け」といった対戦チックな目標や、みんなで強力なモンスターを倒す協力的な目標などがあり、1回のゲームプレイはサクッと短めに設計されているとのこと。サンドボックスらしく複数の解法があり、その試行錯誤が楽しさを生みそうです。
今回のプレイでは見ることが出来ませんでしたが、『Airship Q』という名前だけあって、自由に設計できる「飛行船」も大きな要素。どういったゲームに仕上がるのか、完成が楽しみなタイトルです。
4年の年月を掛けて開発されている数少ない国産のサンドボックス『Airship Q』。加藤氏によると、現在は13人ほどで開発を行っており、開発状況は順調でPS Vita版は東京ゲームショー後の年内リリースを予定しているとのことです。
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
【特集】『百英雄伝』はなぜヒットした?伝説のRPG『幻想水滸伝』のスタッフが贈る、正義と真実の物語
-
大自然でまったりと暮らすやさしいサバイバルゲーム『Under Canopies』がリラックスしながら遊べそう―非暴力の平和な世界でスローライフ満喫【今週のインディー3選】
-
『Stellar Blade』すべての国で無修正版提供と公式明言/ゾンビサバイバル『7 Days to Die』10年以上を経て6月ついに正式リリース/ムチムキ「キャミィ」1/4スケールスタチューが登場【週刊スパラン4/19~】
-
今週発売の新作ゲーム『Sea of Thieves』『フロントミッション セカンド:リメイク』『FOREVER BLUE LUMINOUS』他
-
【読者の声】2024年5月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!
-
【吉田輝和の絵日記】美少女がド派手にスタイリッシュアクション!『Stellar Blade』体験版をプレイ
-
海外レビューハイスコア『サガ エメラルド ビヨンド』―これは『サガ』ファンのための『サガ』だ
-
『崩壊:スターレイル』渋谷・宮下公園にリアル「ピノコニー」登場!一周年記念イベントを“ファン目線”で楽しんできた【イベントレポ】
-
『百英雄伝』反体制の危険な本?民衆の喝采を浴びるアウトローの物語「水滸伝」【ゲームで世界を観る#74】
-
自分の作ったキャラたちでハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活の日々『ととモノ。』再び!さらなる新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター【プレイレポ】