今回は、Frozen Districtが贈るPC向けタイトル『ハウスフリッパー2』をプレイ!本作は、住民からの依頼を受け、荒れ果てた汚家を華麗にリフォーム&リノベーションをするシミュレーターです。
自分の部屋は割と整理整頓しているのですが、仕事が忙しいときには結構散らかしたままになっちゃっています。ただまあ、片付ける時間もないほど忙しいかというとそうでもなくて、片付け甲斐を感じるくらいわざと散らかしてから、一気に片付けするのを楽しんでいます。
◆汚家リフォーム業者、吉田おじさん!
主人公の吉田おじさんは、久しぶりにピナコブの町に帰ってきて、友人から一本の連絡をもらう。それは、散らかった家の掃除依頼だ。“ハウスフリッパー”としてのチャンスを探している吉田おじさんは、この簡単なお小遣い稼ぎの依頼に飛びつくのだった。
早速、依頼された家にやってきたぞ……って、汚っ!インテリアデザイナーが「新鮮な空気を取り入れよう!」と窓を開けっ放しにしたため、アライグマに侵入され、こんな有様になったようだ。
最初から使えるツールは、素手によるアイテムの移動、不要な家具の売却、ゴミ回収、汚れ落としの4つだ。まずはゴミ回収のツールを選び、マウスクリックでゴミを拾っていこう。うへぇ、ピザの食べ残しやジュースの空き缶が散乱している。とりあえず回収だ。
ゴミを回収したあとは、雑巾やブラシでゴシゴシ擦ってシミや汚れを拭き取っていく。この緑の液体は何の汁なんだよ、もう。
ある程度ゴミを回収すると袋が満タンになる。邪魔にならないところに放っておこうっと。
家の中はさらにひどい有様で、家具や観葉植物がひっくり返され、アライグマの足跡がいたるところに残されている。
足跡どころか、アライグマがつけたであろう爪跡が!キズなんて汚れと違ってゴシゴシ擦っただけで落ちるわけ……落ちた!
何この魔法のお掃除グッズ!僕も欲しいんですけど!
部屋ごとにどの作業が残っているかリスト化してくれるので、やり残しがひと目でわかるのがありがたい。
作業状況に応じて、最大で三ツ星までマークがつく。星ひとつでも作業を終了できるけど、三ツ星までやり終えたほうが収入が大きいようだ。
シミひとつ残さず掃除を完了し、三ツ星評価いただいたぜ!
◆さらなる汚家を求めて……
依頼を終え、自宅に戻ってきた。PCに新しい依頼が届くので、汚家をどんどん清掃していくぜ!
今回の汚家は前回と比べると綺麗な方だけど、食べ物をそのまま放置して腐らせている。まあまあ綺麗好きな僕にとって、常識の範囲外の行動だ。
ピザを残すのも、まあまあデブの僕にとって常識の範囲外だ。Lサイズのピザを頼んで「残った分は明日の朝飯にするか~」なんて言いつつその日の晩に全部食べるし「やっぱ米食わないと飯食った気にならないんだよな~」と言いながら米2合炊くぞ!
放置されたダンボールを開封し、中の物を取り出して並べていく。ダンボールから出してさえいれば、その辺の床に適当に転がしておいてもOKなんだけど、陳列好きな僕は律儀に並べるぜ。
そして、元々トイレに設置されていた便器を、頼まれてもないのに勝手に取り外し、玄関に設置する。
家主の意向とは全く関係なく、解放的なトイレを作り上げた。便器を動かしただけで下水工事はしていないので、出したモノはそのまま便器にたまり続けるのだろう。さあ、次の汚家にいってみよう!
依頼内容に応じて使えるツールも増えていく。今度はペンキ塗りか!リアルのペンキ塗りは、ローラーにつけるペンキの量だとか、ムラが出ないように気を付けないといけないんだけど、ゲーム内のペンキ塗りはそんなの一切気にする必要がないので楽だな。
今回の依頼人はミュージシャンだったのか、楽器の類がいっぱいあったので、ガレージに並べてみた。
しれっと便器を混ぜておく。家主は便器担当でバンド結成すると楽しそうだね!今回ももちろん家主の意向外だ。
◆自分の家でお手軽レベルアップ!
ペンキ以外にも、床や壁の表面素材の貼り付け、掃除機、壁をぶっ壊すハンマーなど、新しいツールが増えてきた。ただ、ペンキローラーが小さくて塗るのに時間がかかったり、一度に貼り付けられる表面素材の量が少なかったりして、作業が少々面倒くさくなってきた。
そんな時は装備のアップグレードだ!ツールを一定回数使用するごとに、幅広のペンキローラーや、容量の大きなゴミ袋といったように、既存のツールをレベルアップ出来るのだ。
汚家の依頼をこなしていれば自然と解放されていくんだけど、依頼内容によってはペンキ塗りがなかったり、ゴミがあまり落ちてなかったりして、レベルアップが思ったように進まないときもある。
自宅なら、どんな家具でも売り放題だし、壁も床もペンキを自由に塗りたくれる。ドアや窓も撤去できるし、壁をぶっ壊して広々としたワンルームにだって出来ちゃうのだ。
とりあえず家具は全部売り払って、適当なペンキでリビングの壁を塗ってみようかな。よし、ペンキの新能力が解放されたぞ!これで仕事のペンキ塗りも楽になるな。
今まではカウンターキッチンにノートPCを置いて依頼の受付をしてたんだけど、良い機会だし、小さな仕事部屋を作っちゃおう。まずはレンガを並べて壁を作ってっと。
L字テーブルを設置し、ゲーム機やボードゲーム、おやつのバナナなどで飾り付ければ完成だ!こじんまりとした省スペースに必要な物が詰め込まれており、秘密基地感が出て良い感じじゃないか。
設置した家具も、後からカラーリングやスタイルを自由に変更可能だ。ゲームソフトのパッケージもバリエーションがあって嬉しいな。複製やスタイルのコピー&ペーストもサクサク出来ちゃうのはありがたいね。
そうだ。リビングで使っていたペンキが余ってたし、仕事部屋も塗装しちゃおっか。
ということで、床から天井までピンク色にしちゃいました!僕の人生においてピンク色をチョイスしてこなかったので、この色もなかなか新鮮だ。ゲームだけじゃなくて、現実の僕の部屋もピンク色にしてみるのもアリかもしれないな。
目が痛すぎる。うん、無いかな……。
20時間ほど、汚家をリフォームして楽しんでました。
前作からあらゆる面でパワーアップしており、どの作業も快適に行えました。特にお気に入りだったのが、家具を複製するツールで、同じ家具を欲しい時にストアの一覧から探す手間がかからず便利でしたね。
砂場モードでは、自由に家の建築をしたり、さらにその家にシミやゴミを設置して、自分だけのオリジナルステージを作成したりも出来るので、前作同様にガッツリ楽しめると思います。
『ハウスフリッパー2』は、PC(Steam)向けに配信中です。