2023年は、絵日記で50本以上のタイトルをご紹介し、プライベートを合わせると150タイトル近くプレイしていました。全体のクリア率は9割、絵日記でお届けした中では全タイトルクリアをしております。なかなかの結果ではないでしょうか!
そんなゲームまみれの一年を過ごしてきた僕が、2023年にプレイしたゲームの中から、独断と偏見で一番ハマったゲームを選ぶ「吉田・オブ・ザ・イヤー(YOTY)2023」が今年も始まりました!
■吉田・オブ・ザ・イヤー(YOTY)のルール
ランキングの選考対象は、「吉田輝和の絵日記」で取り上げたものになります。このランキングは、吉田輝和の独断と偏見によって決めました。
ランキングの選出にあたってGame*Spark編集部による圧力はかかっていません。要するに、ゲーム大好きおじさんが一番ハマったゲームを紹介するだけです。
今回も、ベスト5+部門賞を合わせた計6タイトルをご紹介します!
第5位『溶鉄のマルフーシャ』
発売元/開発元:PLAYISM/hinyari9
対応機種:PS4/PS5/Xbox One/Xbox SeriesX|S/ニンテンドースイッチ/PC
ジャンル:ハイテンポシューティング
第5位は、かわいくてかわいそうな防衛STG『溶鉄のマルフーシャ』です!徴兵された少女マルフーシャちゃんを操作し、国境の門を敵兵から守護します。
全ての敵を倒しきると一日が終了してお給料が貰えるんだけど、所得税やら雇用保険など、税金の類が引かれまくります。かわいそう……。
そんな雀の涙のお給料を使って、武器や防衛設備、そして少女兵を雇用しながら戦っていきます。選んだ武器や雇用する少女に応じて戦術がガラリと変わるのが楽しかったですね!
本作はマルチエンディングなので、少女たちの笑顔を見るために何周もプレイしました。少女たちに微笑みが戻ったのか、ぜひプレイして確かめてみてください!
第4位『なつもん! 20世紀の夏休み』
発売元/開発元:スパイク・チュンソフト/トイボックス、ミレニアムキッチン
対応機種:ニンテンドースイッチ
ジャンル:アドベンチャー
第4位は、『ぼくのなつやすみ』(以下:『ぼくなつ』)シリーズの綾部和氏が原作・脚本・ゲームデザインを手掛ける夏休み満喫アドベンチャー『なつもん! 20世紀の夏休み』です!田舎町にやってきた少年サトルが、町の人たちとの出会いを通して、様々な体験をしていきます。
リアルな作風の『ぼくなつ』と比べると、本作は一般的なアクションゲームの要素が強く、崖登りや高所からの落下、走行中の電車に飛び移るなんてクソガキムーブも出来ちゃいます!
とにかくどこでも自由によじ登れる様は某大作アクションゲームのようです。
なので僕は勝手になつもんオブザワイルドと呼んでいましたね!
第3位『バルダーズ・ゲート3』
発売元/開発元:スパイク・チュンソフト/Larian Studios
対応機種:PS5/PC(※海外版はXbox Series X|Sも対応)
ジャンル:RPG
第3位は、2023年のGame of the Yearにも選ばれた『バルダーズ・ゲート3』です!TRPG要素がふんだんに盛り込まれたRPGで、とにかくやれることや選択肢がメチャ多く、プレイスタイル次第でストーリー展開がかなり変化していくのが特徴です。
CEROがZなだけあってお色気シーンも豊富でニンマリしてしまいますね。
僕は基本的に無法者プレイをしているため、立ち寄った村や集落はほとんど滅ぼしてしまい、アイテムを売買してくれる商人の数が露骨に減って困ってしまいました。これが無法のツケか……!
マルチプレイ絵日記がもうすぐ掲載されると思うのでお楽しみに!
第2位『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
発売元/開発元:任天堂
対応機種:ニンテンドースイッチ
ジャンル:アクション
第2位は、僕が今年一番長くプレイしたタイトルである『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』です!『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の直接的な続編で、厄災ガノンを封印したあとの世界が描かれています。
アイテムを組み合わせて新しい装備が作れるスクラビルドや、アイテムやオブジェクト同士をくっつけて合体させるウルトラハンドなどの新しいツールの登場により、冒険の幅がグッと広がりました。
丸太をくっつけて筏を作ったり、扇風機などの動力を組み合わせて飛行船や密漁船を作ったり、果てはオートで敵と戦うロボットなんかも作ったりも出来ちゃいます。
実は本作の発売日に、数年で一番キツい体調不良を起こしていたのですが、前編記事執筆時に70時間、後編では240時間以上プレイするほどガッツリハマっていました。
イベントで遊んだ期待の新作賞!『ANTHEM#9』
発売元/開発元:集英社ゲームズ/koeda
対応機種:PC
ジャンル:デッキ構築型ローグライク
2023年は、BitSummitやゲームパビリオンjp、東京ゲームショウなどのイベントで、様々な発売前タイトルに触れてきました。その中でも僕がビビッと来た未発売のタイトルをご紹介します。
部門賞に輝いたのは、集英社ゲームズから発売予定のデッキ構築型ローグライク『ANTHEM#9』です!
デッキ構築型といっても、配られるのはカードではなく三色のジェム!ジェムを上手く並び替えさせて、いかに効率よく多くのスキルを発動させるかが勝利の鍵となっています。
限られた時間内に最適解を導き出せた時は、そらもう脳汁ドバドバです!
本作の主人公であるルービットちゃんは、ミステリアスな雰囲気を持つ眼鏡ビューティーです。
眼鏡っ娘大好きな僕は、記事で「眼鏡っ娘の眼鏡は外さないでくれ……!」と書いたところ、開発者のkoedaさんがXで「ルービットの眼鏡は最後まで外させませんよ」と約束してくださっていました。
これは個人間のやり取りですので、単なるリップサービスで、もしかしたらルービットちゃんが眼鏡を外してしまう可能性も……いや、眼鏡無しのルービットちゃんも見てみたい気持ちもあるな……!
第1位『OU』
発売元/開発元:ジー・モード/ジー・モード、room6
対応機種:ニンテンドースイッチ/PC
ジャンル:アドベンチャー
そして僕が2023年に遊んだベストタイトルは、ジー・モードが贈る『OU』です!記憶をなくした少年「OU」が、尻尾に火をつけたオポッサムの「サリー」とともに、不思議な世界・ウクロニアを旅するアドベンチャーゲームです。
口さがない人は、見た目の印象だけで「雰囲気ゲームでしょ」なんて言うかもしれませんが、本作においてはそれは褒め言葉!そりゃもう抜群に雰囲気が良いんですよ!
児童文学の挿絵のようなタッチで描かれたグラフィック、独特な言い回しをするキャラクター、世界観にマッチしたBGM、先の気になるストーリーと、どれをとっても僕好みで、文句なしに2023年ベストタイトルでした。
YOTY2023はいかがでしたでしょうか。皆さんのお気に入りのタイトルはランクインしていたでしょうか。
今回は紹介しきれませんでしたが、ケモノ少年たちが再び戦火に身を投じる『戦場のフーガ2』や、普段コーヒーを飲まない僕をにわかコーヒー好きに変貌させるほど楽しんだ『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』など、おすすめしたいタイトルはいっぱいありました。
皆さんのGOTYもコメント欄で教えていただけると嬉しいです!2024年も吉田輝和の絵日記を応援よろしくお願いします!