Game*Spark編集部がオススメする10月第3週の特選インディー3選をお届け！
今週は、疫病と戦争で荒廃した終末世界を列車で旅するポストアポカリプス・サバイバル『Pandemic Train』、SCP財団の下級職員が人工の超常現象に挑む一人称視点ホラー『Go Home Annie』、少女たちが歩行兵器を操作する見下ろし型全方位STG『鉄騎の少女』の3本です。
Pandemic Train
本作は、Trigger Labsが開発し、Games Operatorsが2023年10月19日に配信を開始したポストアポカリプス・サバイバルゲームです。ローグライクと戦略要素を備えており、戦争と疫病によるパンデミックで崩壊した世界を舞台に、プレイヤーは蒸気機関車の乗員として世界を旅していきます。
目的となるのは感染症の治療法の発見。しかし、外の世界では恐ろしい怪物や人間の敵対組織が襲い掛かってきます。生き残り、治療法を探すには蒸気機関車で働く乗務員や乗客を指揮し、リソースを管理する必要があります。
機関車での旅では自給自足生活が強いられます。資源を収集し、食料を栽培し、飲料水を集め、家畜を飼育。弾薬の供給も忘れてはなりません。すべての乗員に十分なリソースを供給するのは困難なようで、時には難しい判断を求められることもあるそうです。
車両のアップグレード要素もあり、施設の配置などもプレイヤーの仕事です。将来的には機関車の外観を変更する要素も検討しているようです。また、現時点では日本からのウィッシュリストが少ないことなどを理由に日本語が実装されていませんが、ウィッシュリスト数が増加すれば日本語実装を前向きに検討するようです。さらに、有志翻訳者についても歓迎しています。
タイトル：Pandemic Train
対応機種：PC（Steam）
発売日：2023年10月19日
価格：1,500円
日本語：なし
Go Home Annie
Nordcurrent Labsは、インディーデベロッパーMisfit Villageが現在開発中の一人称視点ホラー『Go Home Annie』のトレイラーを公開しました。
本作でプレイヤーは異形の存在を確保して収容し、一般市民を保護することを目的とした秘密組織「SCP財団」の下級職員アニーとなり、危険な超常現象や異形の存在を再現する部署でのテストに携わります。パズルを解いたり異形の存在と会話したりしながらいくつもの道を探索し、再現部門に隠された秘密を解き明かしていきます。
今回新たに公開されたトレーラーでは施設内の様子や複数のSCPオブジェクトも映し出されています。現時点で詳しい発売日は明らかになっていませんが、日本語も実装して2024年にPCおよびコンソールにて発売予定です。
タイトル：Go Home Annie
対応機種：PC（Steam）/コンソール
発売日：2024年
価格：未定
日本語：あり
鉄騎の少女
本作は、135種類の武器、85種類の武器属性、184種類の武器・防具アクセサリーと膨大な数の装備で少女が搭乗するメカをカスタマイズし、複数機からなる小隊を指揮して市街地のゲートを死守しつつ敵を撃破していく見下ろし型全方位シューティングゲームです。
本作の特徴は、何と言っても豊富なメカのカスタマイズ要素。メイン・サブ武装に近接2種、さらに各武装ごとに装着可能な強化パーツに加え肩部兵装に側面や正面への追加装甲などの各種アタッチメントなど、文字通り膨大な数の装備を組み合わせて自機をカスタマイズできます。
敵を遠距離から仕留める軽量狙撃機から、多少の被弾をものともしない重装甲型、範囲効果のある重砲で敵をまとめて吹き飛ばす火力偏重型までまさに自由自在。任務の円滑な遂行のためにも戦闘領域へのバリケードや土嚢の設置や地雷の敷設と誘導など戦略性も重要となってきます。
ほかにも、メカに搭乗する少女たちへのプレゼントといった交流やクルーの育成要素、また各種アイテムの分解・作成など内容盛りだくさんとなっています。Game*Sparkでは、体験版のプレイレポートも掲載しているので、気になる方はこちらもご覧ください。
タイトル：鉄騎の少女（Cavalry Girls）
対応機種：PC（Steam）
発売日：2023年10月21日
価格：1,200円
日本語：あり
