いかにも中二病的な格好良いポーズで立っているように見えますが、9月に開催された東京ゲームショウ2023であちらこちらのブースを渡り歩いて体力の限界を迎え、壁にもたれかかって回復をはかっている、悲しき40歳のおっさん(腰痛持ち)の図です。
◆宇宙でデッキ構築型ローグライク『Breachway』
次に紹介するのは、Edgeflow Studioが手掛け、Hooded Horseから発売されるPC向けタイトル『Breachway』!本作は、宇宙船の装備を充実させたり仲間を集めたりしながら銀河を旅していく、宇宙が舞台のデッキ構築型ローグライクだ。
すごろく状のマップを、ルート選択しながらひとマスずつ進んでいく。停止したマスに応じて敵船とバトルになったり、イベントが発生したりする。
敵船とのバトルは、攻撃、防御、性能強化の3種のカードを用いて行われる。
3種のカードにはそれぞれ専用のリソースがあり、攻撃カードを使うには「オードナンス」、防御カードなら「エネルギー」、性能強化なら「マス」と呼ばれるリソースを消費する。
僕はRPGでもアクションでも「やられる前にやれば負けないんだぜ!」という脳筋タイプなので、今回も攻撃優先でガツンガツン攻めていくぜ!
本作においても攻撃は有用な攻略手段なのだが、その中でも最も重要なのが「敵のどの場所を攻撃するか」だ。バリアを破壊すれば、敵は一定ターンの間バリアを張れなくなり、ダイレクトにダメージを与えられる。
また、数ターン後に着弾するミサイルを撃たれた場合も、特殊なミサイル防御カードで撃ち落とせば、ミサイルを防ぐことが出来る。
ただし、敵もこちらの装備を狙って攻撃してくるので、攻撃だけではなく、バリアなどの防御カードで自衛する必要があるのだ。
それぞれのリソースはターン毎に回復し、その配分は自由に割り振れる。攻撃をメインに戦うか、バリアを張って防御を充実させるか、奥深い駆け引きが楽しめるな!
個人的に宇宙モノやSF的な世界観は大好物なんだけど、宇宙船の操作やストーリーが複雑な場合が多くて、積極的に手を出しづらいジャンルだった。本作は、バトルの戦略性は高いものの、基本的なルールは一般的なデッキ構築型のローグライクと変わらないので、同ジャンルをプレイしたことがある人ならかなりとっつきやすいだろう。
見事にどハマりして、ブースに連日お邪魔するおじさんの姿があった。
『Breachway』は、PC(Steam)を対象に2024年にリリース予定です。