恐竜退治Co-opシューター『Second Extinction』早期アクセス脱せぬまま開発終了―問題解決のためのリソース確保できず

デベロッパーSystemic Reactionは、2020年より早期アクセス中だった恐竜退治Co-opシューター『Second Extinction』の開発を終了したことを報告しました。

恐竜退治Co-opシューター正式リリースを迎えることなく開発終了

本作は、最大3人で協力し突然変異した恐竜の大群と戦うCo-opシューター。2020年10月に早期アクセスを開始したものの、2022年1月に開発方針を検討するためとして新コンテンツの追加を中断しました。2022年8月には2022年10月正式リリース予定と発表されましたが、2022年11月、そして2023年へと二度の延期告知が行われる事態に。その後、現在に至るまで開発チームからの情報発信はほぼ途絶えた状態となっていました。

Systemic Reactionは声明で『Second Extinction』は残念ながら期待していたような成功を収められず、更に予期せぬトラブルにより早期アクセス及びゲームプレビューを終了させられなかったと説明。当初、2022年末に正式リリースを予定していたものの重大な問題がいくつか発見され、1年間解決策を模索したものの小規模なチームであるがゆえにリソースが足りなかったと釈明しました。なお、2022年11月には再現困難なクラッシュの解決に苦労していると説明しており、これが重大な問題の1つであると思われます。

また、本作は成功を収められなかったものの、上手くいったこともあれば間違いだったこともあり大きな学びの場になったとのこと。開発終了によるレイオフは行われずこの経験はAvalanche Studios Groupの他の作品に活かされるとし、これまでのサポートに対して感謝の言葉を述べています。