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プレイするたびに新しい発見が!言葉を失った世界のアクションRPG『FREDERICA』【プレイレポ】

世界から言葉を奪った王を探しに遥か深い大穴へ……豊富なキャラや交代システム、生産システムを備えた新作ローグライクアクションRPGをご紹介。

連載・特集 プレイレポート
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長い感染症の影響で、リモートワークが当たり前になった今の世の中。筆者も同僚などとの仕事中の雑談もほとんどなくなってしまいました。現実世界でも喋らなくなれば、語彙量が落ちるし、いざ喋ると言葉に詰まることも多々・・・記事を書くときにも影響が出ています。

では、実際に言葉自体が失われるとどうなるか・・・今回パブリッシャーであるマーベラス様より、2023年9月28日にニンテンドースイッチ/Steam*にて発売予定の、言葉を失った世界のアクションRPG『FREDERICA(フレデリカ)』のニンテンドースイッチ版のレビュー用ROMをいただきましたのでご紹介します。
※Steam版は10月4日発売予定
※本記事内の画像や映像は開発中のものです。

王を探して危険な大穴へ・・・

どこかに存在する平和な王国。その王国には王がおらず、その王は世界中から「言葉」を奪い、はるか深い大穴へと隠れさりました。
深く悲しんだ姫は涙と共に結晶化してしまいます。

更に長い年月願い続けた姫の思いを感じ、「王を見つけて欲しい」との願いは大穴から飛び出し集った7つの光・・・7人の戦士へ託されます。

ゲームが始まって、直ぐにチュートリアルでプレイヤーを選び大穴へ潜ることになります。キャラクターは後ほど自由に選べるため、最初は好きに選んでしまって問題ありません。

本作品は7人のキャラクターを操作し、大穴へ潜り世界から言葉を奪い去った王を見つけ出すのが目的となります。大穴ではローグライクのように潜るたびに変化するダンジョンを進み、王が隠れていると思われる深層へと進んでいくことになります。ダンジョン内では危険な敵との戦闘の他、大穴の探索に強力に作用する料理や武具の素材を収集することが可能です。それぞれのキャラクターのステータスは独立しており、大穴で得られる経験値も独立しています。

各階はゲートで区切られており、ゲートから飛び降りることで進んでいきます。

キャラクター全員にはそれぞれスキルがあり、レベルアップ毎に得られるポイントを付与することで3つまでセットすることが可能になっています。一部スキルは条件を満たすことでクラスチェンジを行うことで習得が可能です。

大穴の中にも階層毎にフィールドにはランダムで女王の涙の欠片が存在し、欠片に触れることで操作キャラクターの交代の他、拠点への帰還が行えます。本作品では探索中の回復方法は各キャラクターが2個づつのみ持っている回復薬か、ランダムイベントしかありません。もし探索中にダウンした場合はインベントリ内のアイテムの一部をロストすることになります。

ですが、涙の欠片は触れたのち、その場で消失するため全キャラクターの回復薬を使い潰すまで探索するかどうかはプレイヤー次第ともいえます。また、交代前のキャラクターにバフが掛かっている場合は、交代後のキャラにもバフが引き継がれるため、交代自体にデメリットはありません。

回復薬を持っている間はHPが0になっても自動復活できます。ただし回復量が下がるデメリットも。


拠点では武具の生産、素材の錬成、畜産、料理と色々な活動を行うことができるようになっており、それぞれの活動は行えば行うほど経験値が溜まります。経験値が貯まれば施設のレベルアップが可能で、ダンジョン内で拾えるルーンという物を消費することで各種素材を作成できます。

料理や武具などを時間を掛けず即座に生産する場合には追加コストが必要です。時間は大穴の探索で経過します。

王も探したいが……アイテムを探すのも止められない……

本作品において武具と料理の生産には時間こそかかりませんが、それぞれ所定の素材とレシピアイテムが必要になります。また、武具のレシピ「面影」は、生産と同時に失われてしまう使い切りです。大穴で拾うことができるレシピ類には4種類のランクが存在し、高ランクでは設定されたバフの数が増えていきます。低階層でも最高ランクのレジェンダリーは割と拾える印象でした。

料理は大穴に潜る前に3つまでセットすることが可能で、それぞれバフが探索中に発動します。

料理レシピや面影は大穴内の宝箱だけでなく、敵を倒した際にもドロップする可能性があります。レアリティの高い面影が強いのは言うまでもありませんが、面影は分解することで武具の強化材料にもなるため、基本的にはどんなレアリティでも拾っておいた方が良さそうです。

また、大穴は一定階毎にボス戦もあり、突破することで、より強大な敵が待ち受ける次層へと突入することになります。層が一つ変わるだけで上層では余裕だった装備でも辛くなるほどに……。

そうなると、素材の収集や料理、トレハンに割く時間が増え……本来の目的よりも、そちらが楽しくなってきてしまい「王を探すのはあとでいいか……」とプレイ期間中は探索がメインになってしまっていました。もちろんそれ自体が十分楽しいからこそ成り立つものです。

時には正体不明のアイテムも……有料ですが女王に頼むことで鑑定できます。

大穴と同じで底が見えない楽しみ

言葉を奪われた世界がテーマというだけあり、本作品は姫以外に一切のセリフがありません。キャラクターにも攻撃時などには発声こそありますが、全くそれ以外には会話もなく、拠点では定期的に彼女だけが喋り続けます。

「なぜ王は言葉を奪って大穴に逃げたのか?」といった疑問の他、本作品には気になる点も多く、深層へと進む動機付けにもなっており先へ進む楽しみもあります。

最初はどのキャラを使おうか迷っていた筆者ですが、記事を執筆している段階ではウォリアーをメインで使っていました。初見では移動速度も攻撃速度も遅く「微妙かもなぁ」と思っていたほどだったのですが。このように多数のキャラの中には、多くのプレイヤーが自分のプレイングスタイルにあったキャラクターを見つけることができるのではないでしょうか?

もちろん、7人のキャラクターの育成は人数が多く大変な面もありましたが、プレイできた範囲内でもまだまだ終わりが見えないほど大穴は深く疑問もつきません。

実際先が気になってモヤモヤしているので、気になるストーリーは個人的に発売日に改めて楽しませていただきたいなと思っています。

そんな深い大穴に潜む王を探しに行く本作品『FREDERICA(フレデリカ)』は2023年9月28日にニンテンドースイッチ/Steam*にて発売予定です。
※Steam版は10月4日発売予定

《rate-dat》

面白そうなことに頭を突っ込んで火傷してます rate-dat

本業はデザイナー。 印刷物やWeb、写真加工など色々とやっています。

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