
Nvidiaは9月12日に最新となる「GeForce Game Readyドライバ 537.34」を公開しましたが、ノートPCでの『Starfield』プレイ時に一定間隔でカクつくなどの不具合が存在している模様です。
また、Google ChromeやMicrosoft EdgeといったChromiumベースのアプリケーションで一瞬表示が崩れるといった不具合も指摘されています。
パフォーマンス向上策が裏目に?ReBAR無効化でカクつき解消
今回、報告された不具合の中で最も目に付くのがノートPCでの『Starfield』プレイ時でのカクつきです。
この動画からもわかるように、宇宙船内でぐるりと視点を動かすだけでもカクカクとした動きとなりとてもプレイに耐えうる状況ではありません。

報告者によれば以前のドライバへのロールバックないしはNVIDIA Profile Inspectorを用いて「rBAR - Feature」を無効化することで解消できるとのことです。
また、Google ChromeやMicrosoft EdgeといったChromiumベースのアプリケーションの使用時に市松模様のノイズが一瞬表示されるという不具合も報告されています。
この不具合はアプリケーションの設定からハードウェアアクセラレーターを無効化する、あるいはAPIをデフォルトのDirectX11からOpenGLに変更するといった解決策が挙げられています。
また、ログイン後に数分間ブラックスクリーンとなるという不具合も指摘されていますが、以前のバージョンから継続して発生しているブラックスクリーンバグとは別件となっており、以前から報告されているタイプの不具合は現時点では未だ報告されていません。
ドライバ更新によるパフォーマンス向上をとるか、それとも不具合回避を目的に更新を見送るか。なかなか悩ましいところではあります。
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