Valveの販売するポータブルゲーミングPC「Steam Deck」を修理、再生したリファービッシュ版が、GameStopなど海外で販売されます。
海外向けなものの、リファービッシュ版はお得な価格設定に!
2022年に発売され、その後も順調に普及率を伸ばしていったポータブルゲーミングPCであるSteam Deck。独自にカスタマイズされたOS「SteamOS」やWindows用に開発されたゲームを実行させる「Proton」などを搭載し、幅広いゲームが手軽に遊べる本製品ですが、その中でも返品や故障したものを修理・整備し、割安の価格で販売しているのがこのリファービッシュ版になります。
Steam上では海外向けに一時的に購入が可能な状態となっていたため、SteamDBにてそれぞれのモデルの値段を確認することが可能となっています。64GBモデルでは319ドル(通常399ドル)、256GBモデルは419ドル(通常529ドル)、512GBモデルでは519ドル(通常649ドル)と、かなりお得な価格設定となっています。
しかし、リファービッシュは日本では現在利用不可となっており、海外向けの販売であることはご注意ください。
日本でも展開されれば、4万円代から購入が可能に…!?
リファービッシュ版それぞれの価格を日本円に換算してみると、64GBモデルでは約46,000円、256GBモデルは約60,000円、最上位の512GBモデルでも約74,000円という価格設定になっています。
現時点では日本向けリファービッシュ版の販売情報は未発表ですが、もし同様の価格設定で展開された場合は、4万円代からSteam Deckを購入できることとなり、以前に開催されたSteam Deck本体のセールよりもお得な値段となります。
「ROG Ally」や「AYANEO AIR」新シリーズの登場など各社が動きを見せるポータブルゲーミングPC市場で、Steam Deckにさらなる追い風は吹くのでしょうか。