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中国の熱いインディー魂を味わう、China indie Game Allianceブースレポ【BitSummit Let’s Go!!】

2023年のBitSummitでは共同出展の作品も多く、その中の一つである、China indie Game Alliance(CiGA)のブースレポートをお送りします。

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中国の熱いインディー魂を味わう、China indie Game Allianceブースレポ【BitSummit Let’s Go!!】
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2023年7月14日から京都で開催された「BitSummit Let’s Go!!」。色々なブースもあり会場は熱気に溢れていました。今年は共同出展の作品も多く、パブリッシャーだけではなくインディー開発チームで共同出展されているパターンも多く見受けられました。今回はその中の一つである、China indie Game Alliance(CiGA)のブースレポートをお送りします。

千差万別の作品群

CiGAは2015年に設立された団体で中国国内では大きな影響力を持っています。各種ゲームアワードやゲームジャムなどを開催しており、海外への販路の形成やパブリッシャーとの各種橋渡しを行っている団体のようです。

「ようです」と括っているのは、お恥ずかしながら筆者である私も今回のBitsummitで初めて知ったからなのですが、今回ゲームブースにお邪魔して感じたのは中国におけるインディーゲームの開発規模が大きくなってきていることを肌で感じられたことです。

今回出展されていた一部タイトルはプレイレポとしても紹介していますが、ほかにも出展されていたタイトルから特に目立った作品をピックアップして簡単にご紹介します。

Eastward

今回のCiGAで出展されていたタイトルでは一番有名なタイトルだと思われます。全編ドット絵で表現された、崩壊後の世界をテーマにしたアドベンチャーゲームです。会場のセンターに近い通路に設置されていたこともあり、ゲームの雰囲気も相まって人気の作品になっていました。ゲーム自体はSteamでも現在発売されています。

TEVI(別途プレイレポあり)

バニーガールの超絶アクションゲーム。『Rabi-Ribi』の開発陣による新作になっています。前作でも特徴的だったメトロイドヴァニア要素と弾幕シューティングを彷彿とさせる画面を埋め尽くす敵の攻撃は圧巻です。2023年11月にPC(Steam)で発売予定となっています。


Let's School(にじげん学園へようこそ!)

学校経営シミュレーションの本作品は見た目のポップさと掲示物のインパクトで試遊台が、ほぼ常に埋まっていました。デモでは既に日本語訳も確認できていたため、発売時には日本語でもプレイできるかと思われます。こちらは2023年7月27日にPC(Steam)で発売予定です。

Krzyżacy - The Knights of the Cross(別途プレイレポあり)

デッキ構築型戦略RPGの本作品は、ヘンリク・シェンキェヴィチ氏の小説「北方十字軍の騎士たち」を原作とした作品になっています。細かいドットと美麗なアニメーションは必見です。こちらは2023年7月20日にPC(Steam)で発売予定です。


すっかりゲームショウ的に洗練が続いているBitSummit全体の雰囲気ですが、今回のCiGAのブースは、筆者が訪れたタイミングが原因だったのかBitSummit初期のように、通りがかりの人がブースの方と他来場者とのコミュニケーションをサポートしてくれていたり、なんとか翻訳ツールを駆使しながらコミュニケーションを図ろうとする牧歌的な様が見られていました。しかしながらそれでも存在感を放っていたのはそのゲームをプレイしてみたいという、展示されているゲームが放つ熱量による結果ではないでしょうか?筆者は、かつてのBitSummitの雰囲気を懐かしく思いながら様々なゲームに思いを馳せていました。

なお、CiGAのブースでは活発にデベロッパー間でのやりとりも行われていました。別ブースでも、中国近辺のアジアタイトルに目立つ作品が多くなって来たと感じています。今後とも中国インディーの動向はチェック必須でしょう。

《rate-dat》

面白そうなことに頭を突っ込んで火傷してます rate-dat

本業はデザイナー。 印刷物やWeb、写真加工など色々とやっています。

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