Madmind Studioは、『Succubus: Hellish Orgy VR』をGOG.comにて7月20日に配信することを発表しました。
VRはエッチすぎた!?Steamで発禁に
本作は、生々しいグロテスク表現や淫魔というテーマで高い評価を得た『Agony』および『SUCCUBUS』のVRスピンオフ作品です。成年のユーザーをターゲットに、VRコントローラーを使った激しく残虐なアクションや緻密なセクシーシーン、パズルメカニクスやインタラクティブなセックス・ミニゲームを巧みに組み合わせた没入感の高いゲーム体験をもたらす作品となっています。
そんな本作ですが、なんと3ヶ月前にSteamから販売拒否を受けていたことが判明。一時は困難に見舞われたものの、CD PROJEKT REDが運営するGOG.comが手を差し伸べ、発売が実現したといいます。
ローンチトレイラーはその出来事をネタにした内容となっており、「検閲に“ファック”と言おう!」という強いメッセージが込められています。日本語字幕もつけられているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
GOGには簡単にゲームを申請できるフォームも
なお、『サイバーパンク2077』などで知られるCD Projekt REDの親会社であるCD Projektが運営するGOG.comは、かつてはゲームの販売方法などが広く知られていないサイトでした。ですが現在ではゲームの登録申請ができるフォームも設置されています。メールアドレスや名前、リリース予定日や形態など15の質問に答えるだけで簡単にゲームを申請できます。
申請は販売決定を意味するものではなく、また「DRMフリーであること」が基本であるため、販売する側としてはハードルが皆無ではありません。一方でユーザーにとってはハードルも低く、本作のようにSteamから拒否されてしまったゲームに限らず、きっかけがあればインディーゲームスタジオにとっては非常にフレンドリーな存在になりそうです。
『Succubus: Hellish Orgy VR』は、現地時間7月20日にGOG.comにて配信予定です。