マイクロソフトの家庭用ゲーム機であるXbox Oneが、海外発表から10周年を迎えました。
「互換に強いXbox」というイメージを打ち立てた面も
Xbox OneはXbox 360の後継機となる家庭用ゲーム機で、2013年5月22日に発表されました。「All in-One entertainment system」というキャッチコピーを持ち、ゲームだけでなく映画やドラマ、Skypeなどを行えることを特徴としていました。

発表イベントではジェスチャーや音声認識でゲームを操作するデバイス「Kinect」の新型同梱を発表したほか、『Quantum Break』『コール オブ デューティ ゴースト』、EA SPORTSタイトルなどが発表されました。

他にも『Sunset Overdrive』や『デッドライジング3』、『タイタンフォール』や『Forza Motorsport 5』といった名作たちが発売された機種でもあります。
現在も「Xboxは後方互換に強い」というイメージがありますが、そのイメージはXbox Oneより始まっているように感じます。発売当初は非対応だったものの、E3 2015にてXbox 360タイトルへの互換対応を発表。すべてのタイトルが遊べるわけではありませんが、幾度ものアップデートを重ね、現在では初代Xboxを含む数多くのタイトルをカバーしています。
Xbox 360にも一部初代Xboxソフトへの後方互換はありましたが、同世代ライバル機のPlayStation 4が後方互換機能を持っていなかったこともあり、Xbox Series X|Sにかけて互換に強いイメージを打ち立てたのではないでしょうか。
海外発売は11月、日本では9ヶ月遅れに

海外では13ヶ国において発表から約半年後の2013年の11月22日に発売しましたが、日本では残念ながら約9ヶ月ほど遅れた2014年9月4日の発売となりました。
その代わりローンチタイトルは29タイトルと多く、『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES』や『ウォッチドッグス』、『アサシン クリード IV ブラックフラッグ』や『ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー』といった名作が発売されました。
決して順調とは行きませんでしたが、Xbox Oneは現在のXboxやゲーム業界につながるものを残しました。発売10周年記念日はもう少し先となりますが、当時所有していた(あるいはまだ現役の方)や、Xbox Series X|SからXboxを使うようになった方も、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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