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終了迫る3DS/Wii Uの全ゲーム&DLCを買ったらいくらになる?無謀な挑戦をした海外ゲーマーが金額・容量の内訳を公開

まるでゲームの博物館状態!?

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終了迫る3DS/Wii Uの全ゲーム&DLCを買ったらいくらになる?無謀な挑戦をした海外ゲーマーが金額・容量の内訳を公開
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YouTubeチャンネル・The Completionistで活動するJirard Khalil氏が、日本時間3月28日午前9時に終了が予定されているニンテンドー3DSおよびWii Uのダウンロード販売タイトルをすべて購入し、その金額と総容量を公開しました。

DSiウェアやバーチャルコンソールも網羅!かかった金額や総容量は?

同氏の無謀な挑戦は、ほぼ丸1年をかけて行われました。3DSやWii Uのダウンロード版が配信されているタイトルだけでなく、バーチャルコンソールやDLC、さらにはDSiウェアまでも網羅。海外ストアのものではありますが、配信されているものはすべて確保されています。

その内訳は、Wii Uが844本・9,673ドル・1.2TB、3DSが1,547本・13,118ドル・267GB(213万6,689ブロック) 、総合すると2,391本・2万2,791ドル・1,467GB(約1.5TB)という結果になりました。「こんなにあったのか!」と感じましたか?それとも「意外と少ない」と思いましたか?

集めるときには苦労も……

ゲームの購入資金はスポンサーシップを通じて購入資金を調達したそうですが、金銭的な面のほかにも集める際の苦労があったといいます。同氏は大量に購入した取引を残すと怪しんだ銀行に凍結されると考え、プリペイドカードによる課金を行いました。

購入したプリペイドカードは、合計464枚。しかしニンテンドーeショップは1度に250ドルまでしか入れられないようになっており、合計72回ものコード入力が必要になったといいます。

また、DLCまで集めたとなると別の苦労も考えられます。3DSおよびWii Uのニンテンドーeショップはゲーム内からでしかDLCを購入できず、ある程度進めないと購入画面にすら行けないゲームも存在します。加えて、購入したものをダウンロードするという手間も考えると多大な苦労がかかったことは想像に難くありません。

すべてを網羅した3DS/Wii Uはビデオゲーム歴史保存協会に寄贈予定

すべてのソフトを網羅した3DS/Wii Uは、非営利団体であるビデオゲーム歴史保存協会への寄贈が予定されています。しかし同団体はこれまで物理ゲームしか扱ったことがなく、デジタルゲームがどうなるかはわからないとのことです。

VGCの調査によれば、3DS/Wii Uのストア閉鎖によって失われるダウンロード専用ゲームは最大1,000本にも登るといいます。1つの歴史を作った3DS/Wii Uのソフトが集結した同氏の本体は、まさに博物館と言えるのではないでしょうか。現在進行系でデジタルゲームの資料保存の重要性が叫ばれる昨今、良い例になることを願いたいものです。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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