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【吉田輝和のVR絵日記】未来がやってきた!『Horizon Call of the Mountain』で、クライミングにお絵かきに楽器演奏にと大満喫

ついに解禁、PSVR2&『Horizon Call of the Mountain』!存分に堪能してきました。

連載・特集 プレイレポート
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今回は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売された、「PlayStation VR2(PSVR2)」用ソフト『Horizon Call of the Mountain』!本作は、『Horizon』シリーズのPSVR2向け完全新作になります!

前回の絵日記では、PSVR2を開封する様子しか紹介出来なくて、僕も非常にもどかしい気持ちでしたが、今回は実際にプレイしている様子をお届けします!

◆初期セッティングで知る、便利機能に驚き!

ゲームを始める前に、初期セットアップを行おう。PSVRと違ってプロセッサーユニットを必要としないので、VRヘッドセットから出ているケーブルを本体に繋ぐだけで接続完了だ。お手軽で嬉しいね。

VRヘッドセットの前面にカメラが搭載されているので、VRヘッドセットを装着していても実際の視界と同じように周囲が見渡せるのか!

まずはプレイエリアの設定だ。周囲をぐるりと見渡して、部屋の状況をスキャンする。

僕の散らかった部屋のデータが取得されていく。未来感、すげえ!

床の高さや視線トラッキングを調整してセットアップ完了だ。

前述の通り、PSVR2にはVRヘッドセットをつけたまま周囲の様子が確認出来る「シースルービュー」が搭載されている。VRヘッドセットの下部についているボタンを押すと、いつでもシースルービューに切り替えが可能だ。

いちいちVRヘッドセットを取り外さなくても、おやつを食べたりジュースを飲んだり出来るのは助かるな!

◆広大な大自然で楽器演奏会!

カージャのサン王国は、次々に周辺部族に攻め込んでは残虐な行為を繰り返し、多くの人の命を奪っていた。やがてその動乱は、狂王と呼ばれた先代のサン王ジランが、その息子アヴァードに倒されたことにより終わりを迎える。

支配からの解放に喜ぶ人々と、いまだに亡き王に忠誠を誓う“シャドウ・カージャ”の2つの勢力に分断されていた……。

主人公レイアスは、この2勢力の内シャドウ・カージャ側の人間だ。どうも監獄に捕らえられていたそうなのだが、何らかの理由で恩赦を受けて、ハーミとカヴァードの二人に連れられて川を渡っているところからゲームは始まる。

さっそく「グラフィックすげえな。川下りひゃっほー!」とはしゃいでいたら、巨大な機械獣が船のそばギリギリにやってきた!

CMやプロモーション動画に出てきそうな、大げさに驚く人ムーブをかましてしまってちょっと恥ずかしい。

色鮮やかで鮮明な4K HDRビジュアルで描かれる世界は実に滑らかで「本物と見間違う!」とまでは言わないが、グラフィックにおいてPSVRより数段進化しているのは確かだ。

その後、機械獣の大群に襲われて船が転覆し、他のメンバーとはぐれてしまった。つまり、ここからワクワクの自由行動だ!

操作キャラクターの移動は、通常のゲームのようにスティックで操作するものと、コントローラーを振るなどのジェスチャーで操作するもの、2つのタイプがある。

僕は、今回は実際に腕を動かして移動するジェスチャーの方を主に使用した。両方の操作を比較した結果、僕個人としてはジェスチャーの方が3D酔いも少なく臨場感も感じられたからだ。

お、あの樽の上に弓が置いてあるぞ!

左手で弓を掴み、右手で矢をつがえて……発射!スパーンと矢が飛んでいき、崖に突き刺さった。うむ、気持ち良い。

さらに先へ進むと、今度はテーブルの上に食器やタンバリンが置かれていた。もちろん手に取れるし、テーブルや地面に叩きつけて割ることも可能だ。

PlayStation VR2 Senseコントローラー(以下: PSVR2 Senseコントローラー)の握り心地が抜群に気持ち良い上に、干渉可能なオブジェクトが多すぎて、なかなか先に進めないじゃないか。も~!

PSVR2 Senseコントローラーは、PSVRで使っていたPlayStation Move モーションコントローラーよりも精度が抜群によくなっているので、お絵かきだってこの通り!(説得力のない画力……)

◆クライミングは命がけ?

食器を投げ、音楽を奏で、壁に変なイラストを描いて十分堪能したので、そろそろ先へ進もう。って、行き止まりか?いや、この崖を登るのか。

崖や壁の掴まれる箇所は白く汚れているのでわかりやすいな。左手で崖の突起を掴んで身体を引き寄せ、右手でさらに上の突起を掴んで登っていく。

まるで本当にクライミングをしているような気分だ。

うへ~、下を見るんじゃなかった。下半身がヒュッとなっちゃうぜ……。

本来なら、クライミング中に両手を崖から離すと落下するが、オプションで「クライミング中の落下」を無効化することも可能だ。クライミング時に手が届く距離も伸ばせるのはありがたいな。

オプションでは与えるダメージや受けるダメージ量も調整出来るので、アクションは苦手だけどVRを堪能したい!という人でも楽しめる配慮がなされている。

また、アクション要素以外にも、パーツを組み合わせてアイテムを作り出すクラフト要素や、歯車を適切な位置にはめ込んで仕掛けを作動させる謎解き要素もあるぞ!

って、気がつけば数時間ぶっ通しでプレイしていたな。そろそろ休憩するか。

あまりにも熱中し過ぎていたので、VRヘッドセットを外したおじさんの頭からは、ホカホカと湯気が出ていたという……。


来ましたね~、未来!

プレイする前は「VRゲームはPSVRで十分遊んだし」と思っていましたが、ここまで進化の余地があったとは……。

4K HDRビジュアルによる美しいグラフィックや、シースルービューによる利便性の向上にも驚かされましたが、PSVRとの違いを一番実感出来たのは、PSVR2 Senseコントローラーの存在でした。

『Horizon Call of the Mountain』では、アダプティブトリガーボタンのおかげで、物を握った時の現実感が増していますし、ボタンに触れるだけで指の動きを認識するフィンガータッチ機能によって、実際の指の動きとゲーム内で表示される指の動きが殆どシンクロしていたので、よりリアルにゲーム内の身体を感じられました。

PSVR2を買ったなら、絶対にプレイしてもらいたい一本ですね!

余談になりますが、PSVR2では、VRヘッドセット側にも動作にかかわるケーブルの取り外しができるところがあります。僕はそれに気付かずに「やっべ、PSVR2の電源が入らない!壊しちゃったか!?」とパニックになってしまったことがありました。まあ、僕がアホだっただけなんですが、皆様もお気をつけください!

PSVR2および、PSVR2用ソフト『Horizon Call of the Mountain』はPS5向けに、それぞれ2023年2月22日より発売中です。


PlayStation VR2"Horizon Call of the Mountain" 同梱版(CFIJ-17001)
¥79,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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