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PCゲーマーなら知っておくべき2004年発売の名作FPS『Half-Life 2』ですが、本作に登場する死体モデルに“本物の死体の写真”がテクスチャとして使用されていることが明らかとなりました。
顔が焼けただれ歯がむき出しになったこの死体モデル「corpse01.mdl」は、『Half-Life 2』の他のモデルと比べて妙にリアルでゾッとした方も多いかもしれません(これは開発初期のデザインの方向性の名残なのだとか)。それもそのはず、テクスチャに本物の焼死体の写真を使用していたのです。

この事実は2週間ほど前に、『Half-Life 2』とは関係のないredditコミュニティに貼られた写真から明らかとなりました。写真は法医学の教科書に掲載されているという焼死体の写真で、それをたまたま見たユーザーの1人が『Half-Life 2』の死体モデルの顔と同じであることに気づいたのです。
死体モデルのテクスチャでは多少加工されているものの、顔部分がほぼそのまま使われています。つまり『Half-Life 2』のプレイヤーは、知らず知らずのうちに本物の死体の写真を目にしていたということに……。ちなみに本物の写真の身元についてはマフィアの一員であり、拷問目的あるいは身元を隠す目的で顔を焼かれたとされています。

リアルを追求すれば本物を使うという結論に至ることは理解できます。しかしながら“本物の死体”というのは流石に狂気的すぎますね。なお、『Garry's Mod』では本モデルをプレイヤーキャラクターのモデルとして使用できることもあり、もう本物は見たくないという人のためにSteamワークショップにてテクスチャを置き換えるModが公開(1, 2)されています。
