気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、FromLefcourt開発、PC向けに12月6日に正式リリースされたSFアクションSTG『Gunlocked』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ローグライク要素のあるSFアクションシューティング。プレイヤーは宇宙船を操作し、敵の弾幕に対してこちらも弾幕で対抗していきます。慎重な位置取りと100種類以上からなるアップグレードの選択が重要になっており、船を強化しながらエイリアンの船団と戦い、母船の撃破を目指します。記事執筆時点では日本語未対応。
『Gunlocked』は、520円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか？
Steven Lefcourt氏（以下Steven）Steven Lefcourtです。一番好きなゲームを選ぶのは難しいですね。『League of Legends』は10年間プレイしてきましたので、私にとって特別な存在です。また、最近では、『Slay the Spire』にどハマりしましたね。基本的には、ローグライクとストラテジーゲームが好きです。そして初めて大好きになったゲームは、『ロックマン2』です。
――本作の開発はなぜ始まったのですか？
Steven私は子供の頃、近くのゲームセンターでゲームを楽しんでいました。ですので、自分が昔遊んだレトロアーケードゲームを思い出させるようなゲームであり、同じようなジャンルの近年の人気ゲームの要素を搭載したゲームを作りたいと思っていたのです。ゲームを作るのは大好きですので、一つプロジェクトが終了しても、次のプロジェクトのためのアイデアは常にあるのです。
――本作の特徴を教えてください。
Steven本作において、プレイヤーは移動しかすることができず、武器は自動で発射されます。そのため、本作ではユニークな武器システムとターゲットシステムを採用しています。本作の武器は同ジャンルの他のゲームでは見られないようなものとなっているのです。本作においては、ある意味、移動こそがプレイヤーの武器でもあるのです。
――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか？
Stevenレトロゲーム、ローグライク、そして特に弾幕シューティングが好きな人ですね。本作は新たな能力を見つけたり、ユニークなパワーアップを集めたり、巨大なボスと戦うことが好きな人に向けた作品なのです。
――本作が影響を受けた作品はありますか？
Steven本作は主に弾幕シューティングというジャンルに影響を受けていますが、『Vampire Survivors』がプレイヤーのコントロールに大きな影響を与えていたりもします。この作品は難しいコントロールに圧倒されることなく、プレイヤーがたくさんの強力な武器を集めることができるという素晴らしいシステムを搭載しています。とはいえ、本作はより奥深く、チャレンジングになるようにしたいと思いました。
――本作の日本語対応予定はありますか？有志翻訳は可能ですか？
Steven現時点で、他の言語への翻訳は考えていません。しかし私の次の作品では検討したいと思っています。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか？
Steven幸運にも、新型コロナは開発に影響を与えませんでした。私はソロ開発者ですので、以前から自宅で作業をしていたのです。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか？
Stevenもちろんです！もし配信したい方がいらっしゃいましたら、お知らせください。ぜひ見てみたいと思います。人々が私のゲームや他のゲームを遊ぶ姿を見るのは大好きです。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Steven私は子供の頃、たくさんの日本のゲームをプレイして大きくなりました。その多くの影響は本作でも見ることができるでしょう。もし私みたいな方がおり、上で述べたようなゲームが好きでしたら、本作は楽しんでいただけるのではないでしょうか。サポートいただき、ありがとうございます！
――ありがとうございました。
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
