ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も

発売前日にファンミーティング「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」が中野で開催。弁当配達の仕事をしながら開発を続けた苦労話など、様々な開発秘話が飛び出しました。

ゲーム文化 イベント
ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も
  • ファンの熱気に包まれた「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」レポート―内藤泰弘氏によるライブドローイングや開発苦労話も

本日、ついに発売となるスタイリッシュガンアクション『GUNGRAVE G.O.R.E(ガングレイヴ ゴア)』。発売前日となる11月21日には、東京・中野にてファンミーティング「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」が開催されました。

本稿では、『ガングレイヴ』の生みの親とも言える漫画家の内藤泰弘氏と本作の総合プロデューサーを務めるIGGYMOBのキム・ケイ氏が登壇したイベントの様子をお届けします。

「GUNGRAVE G.O.R.E発売前夜祭」の会場は、JR中野駅から程近いレッドブルが運営するゲーミングスペース「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」。会場には至る所に内藤氏のサインが書かれたパネルが設置されていました。

司会を務めるのは郡正夫さん。

本イベントには、抽選に当選したファン50人が駆けつけていました。まずはPLAIONのジャパンリージョナルマネージャー岩田真治氏が登場しての挨拶。

続いて、内藤泰弘氏とキム・ケイ氏が登場。『デビルメイクライ』など日本のアクションゲームに影響を受けたというケイ氏。数ある日本のアクションゲームの中でも、オリジナルの『ガングレイヴ』はキャラクターのかっこよさも含め他とは違うものを感じていたとのこと。当時からケイ氏は銃弾が無限に出てくることを不思議に思っていたそうですが、内藤氏は全部銃に装填されているのだと説明し、会場の笑いを誘っていました。

続いてオリジナル版のアニメ展開の話へ。ゲームのリリースからアニメ版の放送までさほど時間が空いていなかった理由について、当時はゲームを作りながらアニメスタジオのマッドハウスにアニメ化を持ちかけていたことを明らかにしました。また、内藤氏は全体の設定の部分には関わっているものの、感動できる映像に仕上げたのは脚本の黒田洋介氏と監督の力だったと説明。黒田氏は内藤氏のコミック『トライガン』のアニメ版脚本も手掛けており、その話からは2人の信頼関係が伺い知れます。

『ガングレイブ』のアニメについて、内藤氏は8話がお気に入り。会場の観客も選ばれしファンだけあって、19年前のアニメ作品の話題にも関わらず、ほとんどが話について来ていました。

続いて2017年に発売された『GUNGRAVE VR』の話題へ。VR版が発売されるまで、『ガングレイヴ』は長い期間表立っての動きはありませんでしたが、水面下では内藤氏に(実現しなかった)映画版の監督候補の話も来ていたそうです。

『GUNGRAVE G.O.R.E』は、そのVR版が登場した2017年に発表が行われましたが、開発に時間がかかったことについてケイ氏が説明。韓国ではPCゲームが主流であるため、コンソールゲームに投資する会社がなかなか見つからなかったそうです。開発期間中の一時期、ケイ氏は弁当の配達など別の仕事をしながらなんとかと開発を続けていたという苦労話も飛び出ました。その後、複数のパートナーからの支援があり、開発を続けることができたようです。開発費を捻出するために自分の愛車も手放したというケイ氏の開発者魂に驚かされます。

来場者が参加するゲームプレイの90秒チャレンジも実施。内藤氏が実況して盛り上がりました。

Q&Aコーナーでは、来場者からの内藤氏への質問が多く寄せられました。もし内藤氏がグレイヴと戦うことになったらどんな銃を使うのか、という質問については超長距離用スナイパーライフルで数キロ先から狙いたいという返答が。

内藤氏によるライブドローイングも実施。短時間で絵が描き上がっていく様子は多くの人の目を惹きつけていました。

iPad Proに九頭文治のクールな姿が描かれている。
ケイ氏による実機プレイ。開発者ならではの超絶テクを披露した。

できるだけファンの声に耳を傾けているというケイ氏。TGS会場で寄せられた数々のフィードバックもすぐに対応し、システムをブラッシュアップしています。また、本作はサーガの新しい始まりだと考えているようで、成功すれば続編の展開もありうるという発言も飛び出しました。

最後には、内藤氏から来場したファンに記念品を手渡し、記念撮影。

さらに、会場に展示していたパネル全てを来場者にプレゼントするという大盤振る舞いも。

最後には皆で記念撮影。

『GUNGRAVE G.O.R.E』の発売に向け、熱く盛り上がった夜となりました。

『GUNGRAVE G.O.R.E』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。価格は7,480 円(税込)です。


《蟹江西武》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『Pokémon GO』アバター外観がよりリアルになるも…海外コミュニティでは反発の声も

    『Pokémon GO』アバター外観がよりリアルになるも…海外コミュニティでは反発の声も

  2. シーズン1公開から約1週間で早くも!実写ドラマ「フォールアウト」シーズン2制作が公式発表

    シーズン1公開から約1週間で早くも!実写ドラマ「フォールアウト」シーズン2制作が公式発表

  3. ドラマ「フォールアウト」はゲーム版と矛盾?物議醸した出来事をトッド・ハワード氏が説明

    ドラマ「フォールアウト」はゲーム版と矛盾?物議醸した出来事をトッド・ハワード氏が説明

  4. 『Fallout 4』が欧州で売り上げ1位に返り咲く!実写ドラマ版の影響で『Fallout』シリーズが破竹の勢い見せる―海外報道

  5. バグった世界を旅する『マリオカート64』風ホラー探索ゲーム『Kitty Kart 64』Steamストアページ公開!

  6. 迷宮探索を繰り返して強くなれ!3DダンジョンオートバトラーRPG『Dragon Ruins』Steamストアページが公開

  7. ヘッケラー&コッホの4月16日「HK416」カスタムの画像投稿が波紋呼ぶ―『ドルフロ』416の日を実銃メーカーがまさかのお祝い?

  8. NHK交響楽団による『ドラクエ』コンサートがライブ配信決定!「序曲のマーチ」や「交響組曲『ドラゴンクエストIII』そして伝説へ…」が演奏予定

  9. ドラマ「Fallout」登場キャラのステータスは?ルーシーからマ・ジューンまでS.P.E.C.I.A.L.の値が公開

  10. 思わず本筋を見失う?ゲームの中に仕込まれた魅惑のミニゲーム

アクセスランキングをもっと見る

page top