娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】

愛情を持って娘を育てましょう。騎士を目指すその行く末は……?

連載・特集 プレイレポート
娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】
  • 娘育成シミュレーション『火山の娘』体験版プレイレポ―育成システムとグラフィック、ストーリーすべて魅力的な楽しみすぎる一本!【Steam NEXTフェス】

Valveは、日本時間2022年10月4日からSteamにて「Steam Nextフェス 10月エディション」を開催中です。

今後Steamにて配信予定のゲームの体験版や、開発者によるライブストリーム配信などが行われるこのイベント。体験版だけでも数百種類が遊べるということもあり、ラインナップを見て回るだけでも悩んでしまうかもしれません。

そこで、Game*Sparkではイベントで体験版を配信中の作品から気になるものをピックアップして紹介します。今回はパブリッシャーGamera Games、デベロッパー养蛋人工作室 Egg Hatcherによる育成シミュレーションゲーム『火山の娘』を紹介します。

娘育成SLG『火山の娘』とは

幼い日に母を亡くした娘を、父親として育てるシミュレーションゲームです。舞台となる国は、錬金術が盛んで、騎士精神、剣と魔法を尊び、火山の女神を信仰しています。

プレイヤーは娘の幼少時から勉強や遊びなどを教え、街で人との交流やイベントを通してステータスを成長させていきます。娘はやがて学校に通い、仲間との友情を育みながら国を守る騎士の卵として成長していきます。ゲームはマルチエンディングで、父としての判断や娘の成長によりその結末は異なっていきます。

体験版は「Steam Nextフェス」に先立った2022年10月3日にリリース。今回のフェスでも人気の近日登場の上位に登場するなど、高い注目を集めています。なお、体験版は娘の育成パートと戦闘パートを体験可能で、およそ30分から45分のプレイ時間を楽しめます。

幼くして母を亡くした愛娘。父はどう育てるか。

物語は主人公とその妻・ルカとの思い出からスタート。出会って10年となる夫婦には、間もなく赤ちゃんが産まれるようです。ここのルカとの会話の中で「主人公」と「赤ちゃん」の名前と生年月日、血液型を決定、その後は物語の舞台となる5年後へとストーリーが進みます。

妻が死んでから時が経ち、娘が5歳になった春の日。主人公は立派な父としての務めを果たすため「どのような父親になるか」目標を設定します。さっそく娘に会いに部屋に行くと、なにやら慌ててベッドの下に何かを隠した様子です。ここで娘との会話を選び、その内容で父への評価が変化します。

ゲームは毎月ごとに授業画面からスケジュールを決定する方式。娘は「体質・知力・感情・想像」という5つの基礎ステータスと「力量・頭脳・魅力」という3つのレベルが存在しています。レッスンごとに能力が成長が異なるので、プレイヤーの目指す育成方針にあわせて決定していきましょう。また、獲得したポイントを振り分けてスキルの取得もできます。

また、翌月からはさまざまな施設へのお出かけが可能に。施設では行動力を消費してステータスを伸ばすことができます。最初に移動できる「ファミレス」では、吟遊詩人の話を聞いて“感情”のステータスを伸ばすことができるほか、お金を払って食事で行動力が回復できます。お出かけは行動力が尽きるまで能力を伸ばしたり、アイテムを入手できるチャンスです。

栽培や料理要素も。

幼少期の6ヶ月間の育成が終了後、国では祝祭の「小鳥の日」が開催。親子は祭りに参加し、その帰り道に思わぬ事故に遭ってしまいます。そして物語は7年後……娘が12歳になった時代へ。

お父さんは死んでないのでご安心ください。

成長した娘は騎士の道を目指し学校へ。

すっかり成長した娘は、街で人気の女騎士・レベッサに憧れ騎士への道を進むことを決意。騎士学院への進学をいつの間にか決定していたようです。12歳編では、お出かけは娘が一人で行動する形式に変わります(家では親子の交流が可能)。すっかりお転婆に成長した娘は、こっそりとモンスターの住むエリアへ冒険することになるようです。

冒険エリアでは、ルートを選択しながら魔物と戦い進んでいきます。戦闘では、行動力内で武器や防御を選びながら敵と戦っていく形式です。娘は最低限の木刀や弓は持っているものの技術などはなく徐々に消耗、いくつかエリアを進んだところでHPが尽き、撤退することに。一人で戦うことには限界があるようです。

プレイヤーを導く謎の鳥・リー。

12歳編では新たな要素としてキャラクターとの好感度が登場。会話やイベントなどを通じて好感度が友達以上になることで、特定のキャラクターを冒険の仲間として誘えるようになります。そして娘はあることに気付くのです……「私には友達がいない」。悲しい。

新たな出会いもあります。
さまざまな出会いやアルバイトも。

そして、運命の騎士学園入学の日。学園では剣術や学問、芸術など8つの分野の授業が用意されているようです。また、騎士の卵として、将来仕える領主を選択しなければなりません。選べる領主には娘の憧れである女騎士・レベッサのほか、王女までいるのでいきなり王室の騎士になることもできるようです。

仕えるべき領主を決め、本作の大きな目標が明らかになったところで体験版は終了です。国家が討伐を目指す魔物を倒した者が王女と結婚できるということですが、なぜか娘も興味津々。これはもしかして、マルチエンディングの一つの可能性が……?

可能性。

『火山の娘』体験版ではあくまでもゲームの基本的な要素を体験できるのみですが、オーソドックスな育成システムや可愛らしいグラフィック、先が気になるストーリーなど、育成シミュレーションとして非常にわかりやすく、そして魅力的です。

なお、開発によると体験版はぜひとも「一度に最後までプレイしてほしい」とのこと。体験版のプレイ時間は40分程度なので、気になる方はぜひとも一度遊んでみてください。個人的には幼少編の「休憩」を選んだときに、父親が娘に本を選んで読んであげるシーンがとても優しい雰囲気で好ましく思います。

こういうシーンが本作の優しさの象徴だと思います。

『火山の娘』はPC(Steam)向けに配信予定。「Steam Nextフェス 10月エディション」は日本時間10月11日午前2時まで開催予定です。



《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top