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爽快感とゴア全開の王道FPS!神のお使いが地獄で大暴れする『Scathe』はやりごたえ抜群【爆レポ】

「一切の希望を捨てよ」なんて門をくぐってすらいないのに、地獄の住人は突如の惨劇に皆悲嘆しています。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。今回は2022年9月1日にリリースされたDamage State Ltd開発のPC(Steam)向けFPS『Scathe』を紹介します。

『Scathe』とは

2022年の夏、筆者は非常に嘆いておりました。あれほどホラーが苦手と言っていたのに、レビューの依頼がこれとかあれとかのホラーばかり…。夜、手洗い場にいけなくなったらどうするんですか?ただでさえ夜中に天井裏で貂が運動会をして、明け方には仲良しの野良猫が、「遊んで遊んで」と窓を叩いて寝不足なのです。これでホラーに影響されて幽霊でもみたら、寝不足のあまり激怒して発作的に幽霊をぶん殴ることになりかねません。なので、「驚かされっぱなしってのも癪だ。たまには幽霊やら怪物やらをギャフンと言わせたいです!」と切実に願っていたところに、本作が颯爽とリリースされた訳なのです。

『Scathe』は主人公の「スケイズ」を操作して、地獄で大立ち回りを演じるFPSです。ストアページにあるように、内容はまさに王道。無数の異形の怪物に、強力な銃にゴア全開という、いわゆるこの種の金字塔たる『DOOM』スタイルとなっています。難易度は結構高め、油断すればアッサリと死が待っています。敵の配置もいやらしいですが、トラップの配置もまた巧妙で、殺意あふれる地獄がプレイヤーを待っています。

さぁ、頭をカラッポにしてジャンジャン撃ちまくりましょう。え?暴力は良くない?いやいや、とあるヴァチカンの神父様も、「暴力を振るっていいのは 異教徒と怪物だけ」とおっしゃっておられるではないですか。ましてはこれは神の思し召し。躊躇することなどありませんよ。

『Scathe』の実内容に迫る!

まずは恒例のオプション確認から。うん、いいですね。このゲームは「アンリアルエンジン」で開発されています。こういったゲーム開発エンジンで作られたゲームは、いろいろオプションが細かく設定できるものも多いです。グラフィックも、綺麗さと動作の軽さを両立しているものが多いですが、一方で異なるゲームでも既視感を感じる要因だったりしますね。

オプション画面に並ぶ「壮大な」という文字の群れ

翻訳もまずまず…と言いたいところですが、一部未翻訳の部分もあります。ほんの一部分ですけどね。

ではゲーム本編へ。

オープニングのカットシーンでは、神なる創造主なる存在に召喚されます。私は経験上、「聖なる」とか「優しい」とか「神」とかを自称するものはまるで信用していませんが。

…だってさ。斯くして主人公は偉大なる創造主様の兄弟喧嘩に無事巻き込まれました。この神なる創造主様は「右の頬をぶたれる前に相手をぶちのめす」のが信条のようです。

刑務所か監獄か、それっぽいところをリフトで上昇中。で、御覧ください、スタート直後のこの死屍累々たる光景を。私、まだ何もしていないのに一体何があったのでしょうか?それにこのアーチの文字、絶対雰囲気的に「ようこそ地獄へ」って書いてありますよ、これ。

そのまま直進すると初武器ゲット!本作ではメインウェポンにはそれぞれ2種類の異なる攻撃機能が備わっています。初武器のこれは主兵装が重機関銃で、副兵装がミサイルランチャーになっています。1つの武器に2つのモード、N64の『パーフェクトダーク』を思い出しますね。

どんどん先に行きましょう。このゲーム、実にスピーディに進行していきます。それはもうスクショ撮る暇もないぐらいに。それにゴアもすごく、グッチョグチョのバッラバラ。爽快感は極めて大なのですが、しばらくプレイしていると少し胃もたれしそうな…。

敵はワラワラ湧いてきますし、ドンドコ撃ってきます。砲台なんてこの弾幕、顔についた返り血やらで視界も悪く、もうシッチャカメッチャカ。で、そのまま突っ走ると軽く落下死。タイミングよくジャンプでショートカット!なんて考えるとまた落下死。あれですよね、人生で「行けるかな?」と思ったところは大体行けなかったりするんですよね。ちなみに、死ぬと地獄の業火で焼かれます。メラメラーってね。

本作は多くのゾーンから成り立っています。1ゾーンあたり大体7~8分程度でしょうか。ただし、どれも迷路状になっていたりするので迷うと所要時間はぐんと伸びます。筆者が昨晩疲れながら遊んだ時には、回遊魚のように同じところをぐるぐる回ったりしていました。恐るべしラビリンス!…だって暗いし敵ワラワラ湧くし仕方ないよね。

ゾーン内には弾薬やら回復アイテム、あとルーンなる謎アイテムもあります。撃てば爆発する樽かツボっぽいのもあったりして、ギミックは豊富です。

武器は全6種類で、うち5種類には2つの攻撃モード付きです。それに、4種類の魔法も使えます。ダブルバレルショットガンやらボウガンやら、なかなか渋いチョイスとなっています。

ゾーンの数もさることながら、各種収集アイテムの多さもあってボニューム満点。それにゾーン間の接続も複雑なので、同じ道を行ったり来たりすることになります。なので、アイテムとか一気に全部集めようとか思わなくてもいいというか、通ったついでに寄り道ぐらいに考えておいたほうがいいかと思います。

難易度は高め、歳のせいか年々FPSが弱くなっている筆者は悪戦苦闘しています。攻略法としてはダッシュ中の無敵時間の活用がミソかと思います。

無差別攻撃のトラップ。防犯用具としては欠陥品かと…。
節分の恵方巻状態の敵。一体どんな罰ゲームなのか。わたしゃ地獄行く気が失せました。
オシャレな二重反転プロペラ装備の死神さん、黒フードも鎌もいらないんですか?

そうそう、敵キャラも随分個性的ですよ。ただでさえTHE怪物的なデザインなのに、やられるとバラバラになるのですから。

『Scathe』は、ストレス発散にはもってこいのゲームですね、頭カラッポにしてとにかく撃ちまくる系の。…ただこのゲームハマると変な夢見そうだなぁ。

  • タイトル:『Scathe

  • 対応機種:PC(Steam

  • 発売日:2022年9月1日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:4時間

  • 価格:2700円

「爆速プレイレポ」ではハードコアゲーマーなライターから読者に向けて、新作タイトルの生の内容を伝えるプレイレポートをお届けします。対象となるタイトルは、執筆時点で発売48時間内の新作、かつAAAからインディーまで、ジャンルやプラットフォームを問わず「読者が気になるだろうゲーム」もしくは「ハードコアゲーマーのアンテナが反応するゲーム」です。 性質上、本企画においてはゲームの評価や採点は行いません。ストーリーなどの「ネタバレ」も軽度な内容に留まることが殆どです。また、記事執筆にはデベロッパー/パブリッシャーからプレイレポート用として提供されたゲームソフトが含まれる場合もあります。プレイ時間自体も基本的には短い段階での執筆となります。 なお、マルチプラットフォームで展開されている作品においては、対応している機種のうちのひとつのエディションのみをプレイしています。そのため、本文内でプレイした際の使用機種についても明記しています。
《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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