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無いなら作っちゃえ!『Stray』猫ちゃんが可愛いすぎて壁掛けヴィネット作ってみた-塗装・完成編

いよいよ塗装、完成編!

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皆大好き猫ちゃんを操作できるサイバーパンクゲームとして各種SNSで話題となった、PS5/PS4/PC向けアクションアドベンチャー『Stray』。筆者も『Stray』に大いに楽しませてもらいました。ただ、たくさんの面白いゲームが発売される昨今、一つのゲームばかり遊ぶわけにもいきません。ですが、ゲームをしていない時も『Stray』を感じていたい!立体化して、いつも手元で眺めていたい!

ですが、もちろん市販のフィギュアなんてありません。……無いならば、作ってしまいましょう!

という事で前回は『Stray』猫ちゃんをゲーム制作にも使われるデジタル造形ソフトZbrush にて造形。3Dプリンターによる出力まで行いました。いよいよ今回は塗装編。完成に向けて進めていきましょう!

はがきサイズのフォトフレームで壁を作ろう

今回制作するのは「壁掛けヴィネット」通常のヴィネットと言えば台座の上に地面や建物、フィギュアを配置していくのですが、今回は額縁からせり出しているような形式で作っていきます。

まずは市販のフォトフレームを分解して、底の板に3Dプリンターで出力した各種部品を接着し、併せて「タミヤベーシックパテ」で表面にテクスチャーを付けていきます。

次に、黒いサーフェイサーをエアブラシで吹き付け、影や薄汚れた雰囲気を出していきます。

様々な種類のグレーや黄色をエアブラシで吹き付け、さらに明るい色の油絵具を擦り付けてガサガサした壁の雰囲気を出していきます。ゲームの壁も参考しますが、ゲームで映える雰囲気と立体にした際に映える雰囲気は異なるので、雰囲気から逸脱しない程度にアレンジしていくのも大切かもしれません。

細部を塗り、汚していこう!

「ファレホ」というアクリル塗料で細部を塗っていきます。「ファレホ」は水で溶け、においが少ないながらも発色や隠蔽力(下地の色を覆い隠す力)が強いのが特徴で、筆者は筆塗の際に愛用しています。

イイ感じに塗り分けできました。

塗り分けつつ、傷や錆の表現も施していきましょう。塗装が剥がれた痕は黒と茶色を混ぜたファレホで細かく描き込んでいきます。

錆は油絵具やGSIクレオスから発売されている汚し専用塗料「ウェザリングカラー」で表現していきます。

少しずつリアルな壁になってきましたね。

猫はゲームのスクリーンショットを参考にエアブラシで微妙なグラデーションを表現していきます。残念ながらゲームのグラフィックで再現されているような細かな毛並みを立体で再現するのは難しいのですが、極力雰囲気が出せるよう頑張りました。(必死過ぎて写真も撮れなかったのです)でも、塗った猫ちゃんを配置してみると何か足りない……雰囲気が無い……

光を表現してサイバーパンク感を出そう!

何が足りないかと言えば、光の表現。サイバーパンクと言えばネオン煌めく都市ですが、その点でいえば『Stray』も例外ではありません。ですが、制作中のヴィネットには光の表現が皆無なのです。

そこで、急遽再びデジタルモデリングに戻り、光っているコントロールパネルをモデリング。青白い光を描き込みます。

これらの作業を経て……

完成!

こうして、造形から塗装、ヴィネット制作と一気通貫の作業が終わりました。0から完成を目指す道のりは険しいものですが、『Stray』という魅力的なゲームがあるからこそ、完成させることが出来ました。

このように、私にとってゲームは「プレイして楽しむもの」であると同時に、「制作活動の栄養源として楽しむもの」でもあります。皆様も自分の好きなゲームをたくさんプレイし、立体化してみてはいかがでしょうか?


余談ですが。

筆者、『シャニマス』こと『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の「芹沢あさひ」も好きすぎてですね……。

胸像作っちゃいました。

まだ途中までですけど。あと実は美少女のモデリングには初挑戦です。

今までとちがって、色んな大人の事情が立ちふさがることが予想されるため、この続報を記事の形でお届けできるかは全くわかりませんが(そもそもゲムスパで『シャニマス』やって読者の皆様に怒られないのかも含めて!)、もし記事となった際には是非ご覧ください!

《大塩》
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