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誘導しすぎないオンラインRPG『Book of Travels』低評価レビューとゲーム方針の相違に苦しむ―大部分のスタッフ解雇も開発は継続

「誘導しすぎない」を目標にする開発者と、それを不満に思う低評価レビュー。

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誘導しすぎないオンラインRPG『Book of Travels』低評価レビューとゲーム方針の相違に苦しむ―大部分のスタッフ解雇も開発は継続
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Might and Delightは、早期アクセス中の小規模オンラインRPG『Book of Travels』の開発者が、ユーザーの低評価レビューと本作が目指す方針の相違に苦しんでいるようです。

本作は『Shelter』シリーズの開発元による小規模オンラインRPG。性格やアイデンティティで決まるキャラクター作成、ランダムに発生するイベントによる無数の旅路など、少し変わったシステムを搭載しています。

公開されたロードマップではネガティブな問題点の解決と、既存プレイヤーのための新コンテンツを配信予定です。なお、開発スタジオは先日35人のスタッフにレイオフが実施され、10人まで減少していますが、開発は今後も継続することを約束しました。

本作では、矢印で大きく進路を示すようなプレイヤーへの誘導があまり無いことを特徴としています。しかし、その弊害で数時間プレイしてコンテンツを見つけられなかったプレイヤーから批判され、何十もの低評価レビューによって売上が低下しました。プレイヤーを誘導しすぎないのは本作の目標であるため、そこを損なわず人々をコンテンツに引き込むことが課題であるといいます。

他にも、クエストログや追跡機能の欠如によるストレスも指摘されている事項であるとのこと。クエスト追跡システムを追加すると、本作が目指す目標を破ることになります。そのため明確な目標は示さないものの、プレイヤーが言った場所と見聞きしたものを追跡するというアイデアがあるとのことです。

他にもたくさんの追加・改善予定の項目について触れられていますので、詳しくはSteamコミュニティの投稿をご覧ください。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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