非対称マルチプレイホラー『Dead by Daylight』の開発で知られるBehaviour Interactive Inc.は、2022年8月4日に配信された発表イベント「Behaviour Beyond」にて新作ビルド&レイドゲーム『Meet Your Maker』を発表しました。

『Meet Your Maker』とは?
本作は、Behaviour Interactive Inc.の次の主力ゲームとなるべく開発された一人称視点のビルド&レイドゲーム。ゲームプレイはアウトポストと呼ばれる前哨基地の建設と他プレイヤーの陣地を襲撃する潜入を中心に展開されます。


舞台は滅亡間近の終末世界。プレイヤーは地球上の生命を救うための最終手段として生み出された実験体「キメラ」の管理者となり、キメラの進化の鍵となる、地球上で最も貴重な資源「ピュアジェネティックマテリアル(純遺伝物質)」をめぐる戦いに突入します。各プレイヤーは資源を入手、または守るために、防衛を強化するとともに、他プレイヤーの陣地に潜入して敵の裏をかくことで、遺伝物質を多く集めていきます。
プレイヤーがすべて設計する前哨基地
本作ではすべてのステージをプレイヤーが設計する仕様となっており、役割を変えながら巧妙に策を企て、トラップ(罠)やガード(護衛)を配置し、防衛を強化します。侵入してくるプレイヤー達をおびき寄せ、出し抜き、そして倒すための前哨基地を作成しましょう。


難攻不落な前哨基地を作り出すには、ブロック、トラップ、ガードなどカスタマイズ可能な多くのアイテムを戦略的に組み合わせる必要があります。また、革新的なAI記録システムにより、プレイヤーはガードのパトロール経路を事前に記録することで、襲撃者(レイダー)を驚かせて攻撃することができるようです。リプレイシステムを使えば、他のプレイヤーがこだわりの基地内で力尽きる様子を愉悦の表情で見られるとのことです。


襲撃者の飽くなき挑戦
基地の建設に用いるリソースを得るには、他のプレイヤーが作成した前哨基地も襲撃する必要があります。それぞれの前哨基地では忍耐力、知力、そして反射神経が試され、それを乗り越えて遺伝物質を掴んだのち、生きて脱出するまでが目標となります。


挑戦しては倒れ、また倒れ…と何度も繰り返すことで知識を蓄えていき、最適なルートを攻略。ふたつと同じ前哨基地はないため、リプレイ性の高い経験となるでしょう。


開発者インタビュー
Game*Sparkでは今回の発表に際して、メディア向け発表会に参加させていただき、開発者へのインタビューの機会を得ました。以下では、その内容をお伝えいたします。
――ステージはユーザー製だけですか?それ以外の前哨基地はありますか?
基本はすべてプレイヤー製。レイダーもプレイヤーのみ。ただ、前哨基地は状況を見て開発側で作る可能性はあります。
――防衛、もしくは潜入の片方だけでプレイすることはできますか?
できます。ただし、ビルダーは建築などにも用いるゲーム内のリソースを得るため両方やるべきでしょう。基地作りの参考にもなります。
――容易に攻略不可能な基地が作れてしまいませんか?
理論上では攻略不可能はありえますが、実現するのは非常に難しいでしょう。フェアになるよう開発しています。
――簡単に前哨基地を作ることはできますか?
従うことで基地が作れる方法は用意しています。
――マッチングの仕様はどうなりますか?
レイダー側は難易度のレベルで検索できます。
『Meet Your Maker』はPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sにて2023年に発売予定。日本時間の8月24日には本作のクローズドプレイテストも開催予定。気になる方は公式サイトでアカウントを登録して参加してみましょう。