『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足

『Horizon Forbidden West』はオープンワールドアクションRPGですが、チュートリアルパートは独立した限定的なフィールドになっています。しかし、この部分だけでもただのチュートリアルで終わらない面白さに溢れていました。

連載・特集 特集
『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足
  • 『Horizon Forbidden West』はオープンワールドじゃなくても面白い! 探索・戦闘・ギミックが詰まったチュートリアルに大満足

豊かな大自然と荒廃した文明の片鱗を残した大地を舞台に、機械獣との手応え溢れる戦いや自由度の高い探索などを提供する、オープンワールド・アクションRPG『Horizon Forbidden West』。その本格的な冒険を味わうには、まず冒頭のチュートリアル的なパートを超える必要があります。

ゲーム開始直後にチュートリアルを挟むゲームは多いものの、その扱いは作品によって様々。本編とは切り離された形で案内する場合も少なくありませんが、『Horizon Forbidden West』のチュートリアルは本編の一部にしっかりと組み込まれていました。

操作の方法や本作のシステムをひとつずつ学ぶ構成から、チュートリアル部分はオープンワールドではなく、限られたエリアを冒険する形になっています。ですが、前作と本編を繋ぐ役割を果たしていたり、チュートリアル終盤にはダイナミックな展開や強敵との戦いが待ち受けていたりと、ここだけ抜き出してもひとつの冒険として成り立っているほどです。

本編もボリュームたっぷりの『Horizon Forbidden West』ですが、その片鱗は既にチュートリアルにあり。このチュートリアルにおける濃密な内容や、プレイ時間から測ったボリュームなどを今回紹介します。なお、ネタバレを防ぐため、前作や本編と直接絡む部分の物語については触れませんのでご安心ください。

■シチュエーションに即した説明と実践を通して、自然に操作を学べる優れたチュートリアル

『Horizon Forbidden West』を開始するとまず、前作で起きた出来事や、この世界が直面している危機などが語られます。詳細については省きますが、滅亡の危機を回避すべく主人公のアーロイが各地を放浪した末、ある先史文明の遺跡に辿り着いたところでチュートリアルが幕開け。前作にも登場したヴァールと合流し、遺跡の探索に向かいます。

その1歩目は、体力回復の基本となる「薬草」集めからスタート。後々回復薬なども手に入りますが、フィールドの至る場所で自生している=すぐに補充しやすい薬草は、プレイ全般に渡って頼りになる存在。重要度から考えても、最初に教わってしかるべき要素です。

続いては、高所から低所に向けた移動。しかも、張られたワイヤーを使う「ジップライン」と、高台から眼下の水面に飛び込む「スワンダイブ」の2通りが選択できます。目的を達するための手段は、自由に選んでいい──オープンワールドの醍醐味と魅力を、早速体感させてくれる憎い演出とも言えるでしょう。

そこから先に進むと下り坂と階段があり、その終点に広場が待ち構えています。そこには矢で射抜かれた機械獣の残骸と、それに群がっていた「グリントホーク」の姿が。幸いここで戦闘は起こりませんが、“この先は危険だ”と明示すると共に、主武器の弓に必要な「矢」の作成手段を学びます。

また、直後に弓矢を使ったギミックの攻略が提示され、「ギミック攻略による探索」「弓矢の撃ち方」など、関連性の高い操作を連続で学べるところもポイント高し。

その先はやや拓けており、ここで軽く探索などができます。薬草はもちろん、朽ちた車から物資が手に入ったりと、オープンワールド好きなら早速あれこれ動き回ってみたくなる場所です。

探索を終えて移動を再開すると、機械獣との初戦闘に。まだ敵には気付かれていないので、背の高い草に身を隠しながら先制攻撃を仕掛けられます。これも、本作における重要な戦い方のひとつ。

ですが、戦う前にまず、フォーカスでスキャンするように促されます。このスキャンは、敵の弱点や剥がせるパーツなど、重要な情報をまとめてチェックできる便利な機能です。ちなみにスキャンは戦闘だけでなく、アイテムの発見やギミック攻略にも役立つので、「何かあったらフォーカス」を習慣付けておくのがお勧めです。

ヴァールの手助けもあるので、先制を取って弱点を狙い撃てば、戦闘自体は難なく終わります。すぐさま2体目の敵も出ますが、こちらも同じように対処すればクリア。

この後も、ギミックの対処、狭い場所をしゃがんで通り抜ける、ドアをこじ開けて進むといった流れを経て、ある野営地に到着。どうやら機械獣に襲われたらしく、すでに壊滅しています。

その影響で先に進む道が塞がれていますが、本作で初登場する新たな道具「プルキャスター」をここで作成し、状況を打開。本作にはこの他にも、探索に欠かせない道具が様々登場しますが、チュートリアル内でそのひとつを早速お披露目しました。

瓦礫を駆除しただけでなく、決まったポイントに引っかけてアーロイの身体を引き上げることもできるプルキャスター。そうした用途を実際に学びつつ、探索はまだまだ続きます。



《臥待 弦》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top