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イーロン・マスク氏、思考でビデオゲームをプレイできる技術を報告―現在は猿で研究中【UPDATE】

頭にインプラントを埋め込むことでプレイできるようです。

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電気自動車や宇宙開発など、さまざまなテック系スタートアップ企業のCEOを務めるイーロン・マスク氏。同氏は現地時間の2月1日、Clubhouseを用いた近況報告で、ワイヤレスインターフェイスのインプラントを頭に埋め込んだ猿が、脳で思考することでビデオゲームをプレイできるようになったと明らかにしました。

これは、同氏がCEOを務める脳に埋め込むインターフェイス「BMIs(ブレイン・マシン・インターフェース)」の開発を手がける企業Neuralinkについての報告で言及されたもの。同社は、昨年8月にも頭蓋骨に開けた穴に装着するコインサイズのチップを発表しており、マウスや猿、豚を用いて血圧や体温などの体の状況をモニタリングできる技術を披露していました。

今回明らかにされたのは、無線式の「ダイレクト・ニューラル・インターフェイス」と呼ばれるワイヤー状のインプラント。これを頭蓋骨に埋め込むことで、脳を使ってビデオゲームがプレイできるようになるとしています。

このインターフェイスの初期型はワイヤーが頭から出ている状態ですが、マスク氏は、研究に使用されている猿は世界で1番素敵な施設で飼育されており、幸せであると説明しています。

動物を使った研究には倫理的な問題をはらんでいますが、そのリスクを上回るほどの価値をマスク氏は見出しているようです。Neuralinkで研究されている最新の技術は、今後1ヶ月ほどで映像とともに発表する予定としています。

※UPDATE(2021/2/3 11:00):誤解を招く表現であったため、タイトルと本文の一部を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

※UPDATE(2021/2/2 13:35):本文を一部修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

《Daisuke Sato》
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