Androidゲーム向けPCプラットフォーム「BlueStacks」を運営するBlueStack Systemは、「Steam」などへのモバイルゲームのパブリッシング支援SDK「BlueStacks Inside」を発表しました。
「BlueStacks Inside」は、「BlueStacks」の技術を応用し開発されたもので、メーカーは当該SDKをゲームに組み込むことで莫大な開発コストや時間を掛けることなくモバイルゲームをPC展開することが可能となるとしています。
この「BlueStacks Inside」においては「BlueStacks」のエンジンが内包されており、「BlueStacks」のロゴなど表示されることなくゲームに特化されたウィンドウで、通常のPCタイトルと見分けがつかない形態においてゲームが楽しめるようになるほか、SDKの組み込み度合いによってはSteamウォレットなどSteamネイティブ機能にも対応できるとのこと。
また、BlueStacksをパブリッシャーとしてコミュニティ、おすすめアイテム、キュレーター、特集におけるプロモーションなどの代行を依頼することも可能であるとしています。
「BlueStacks Inside」は現時点ではクローズドながら今後、同機能を用いてKOG、Funplus、Fabled Game Studioをはじめとするメーカーの人気タイトルのリリースが予定されているとしており、同SDKを用いた『Pirates Outlaws』も既にストアに登録されています。
日本国内では「BlueStacks」を用いたPC版ゲームリリースは度々なされていますが、「BlueStacks Inside」が更にその傾向を加速させることになるのか、Steamでの国内ゲームの日本向けリリースが増えるのかなどにも期待です。
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