『LoL』で勝ち続ける人だけが知っている「五つのルール」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『LoL』で勝ち続ける人だけが知っている「五つのルール」

『LoL』で勝利を掴み続けたいあなたに、Game*Sparkライター・文章書く彦から「勝者の思考」をお届け。

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みなさん、勝ってますか?

「何に?」「誰に?」、突然の質問に、そういった感想を抱いた方もいるでしょう。しかし、それは勝者の思考ではありません。

「はい、勝っています」

勝者であれば、まず間違いなくそう答えるでしょう。勝者は常に勝っているので、勝利に関して疑問を抱く必要がないのです。e-Sportsシーンのトップランナー『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』。5v5のチームベースMOBAであるこのゲームで勝利し続けるのは、非常に困難です。勝率を少しでも上げたい、ランクを上げたい、とにかくブロンズを抜け出したい、そう考えるプレイヤーの皆さんも多いかと思います。

今回は、そんな読者の皆さんに『LoL』で勝ち続ける人だけが知っている「五つのルール」を教えたいと思います。ルールを学び、マインドセットにインプットすることで、あなたの『LoL』ライフはきっとより良いものになりますし、自ずと勝利も近づくでしょう。


極めてシンプルな質問への解答ひとつとってみても、勝者とそうでない人との間には大きな差があります。勝者には勝者の思考法というものがあります。ですから、我々が勝利を目指すのであれば、勝者特有のマインドセットを学ぶのが手っ取り早い近道なのです。

ところで、「マインドセットって何?」と思った読者もいらっしゃることでしょう。「肉うどん+おいなりセットみたいなものだろうか?」と考えたかもしれません。答えはノン、違います。マインドセットとは、思考の基本的な枠組みのこと。勝者のマインドセットを学び、トレースする。勝者としての自分を今までの自分に上書きし、勝っていく。この考え方は、仕事や生活だけでなくゲームにも応用できるのです。

みなさん、勝ってますか?

「はい、勝っています」。そう自信をもって答えられるために、自らを勝者に変えるために、ルールを学び、正確に実行していきましょう。大丈夫。最初はうまくいかなくても、習慣にしていくことが大切なので、ひとつずつゆっくり学んでいきましょうね。



ルール1.「負けたのは味方のせい」はNGワード



負けの責任を自らに求めず、他者になすりつけるという思考。身に覚えはあるでしょうか。『LoL』というゲームはチームでの勝利を目指すゲームですから、自分や相手より弱いチームメイトが原因で負ける、というのは当然起こることです。しかし、だからと言ってそこでイライラしていては重要なことを見逃してしまいます。

こう考えてみては如何でしょう。敗北とは「勉強する機会」なのだ、と。すべてのレーンが勝ち、ガンクが面白いように刺さり、20分前後で決着がついてしまうような試合を何度こなしても、『LoL』がうまくなることはありません。むしろ、負けている試合を自分の力で動かして、キャリーしようとする努力こそが『LoL』のプレイヤーを成長させるのです。


他のレーンが負けていたら「ありがたいなあ」と考えましょう。「味方のTopレーナーがfeedしてしまった。このマッチは苦しいが、育っているTopレーナーへの対処方法がこれで学べる、ありがたいなあ」と考えることは、長期的な勝利に結びつきます。

大切なのは、『LoL』をプレイする時間全体を使って「長期的に勝つ」というイメージ。イメージは重要です。梅干しのことを想像するだけでよだれが分泌されるように、イメージは人間の身体にまで直接的な影響を及ぼすのです。

具体的に例を挙げさせていただくと、「育った敵の矛先が自分のレーンに向いたとき」。こういった場面であなたが選ぶアイテムこそが、次なるステージへの鍵となるのです。「どうせgankされたらすぐ溶けるし何やっても関係ないっしょ、GG」……果たして、本当にそうでしょうか。

そんなとき、無我夢中で「ブラッククリーバー」を目指して「ファージ」を買うあなたと、冷静でありながらも炎燃ゆる眼差しで「チェインベスト」などの防御アイテムを買うあなたには、それぞれ違った未来が待っています。少なくとも、勝者となったときのあなたは両方の未来を学び、知っているはず。負け試合のときこそ「キル」より「知る」が大事。辛い局面でも最低5つの新たな「学び」を得て、「ペンタ知る」を目指しましょう。


ルール2. 熱くなり過ぎた心を整える「メディテーション」



いくら「負け試合は勉強なのだ」と思ったところで、何連敗もしてしまえばイライラが募ることはあるでしょう。負ければ悔しいですし、悔しさが積み重なれば冷静さが少しずつ失われてしまいます。自分では大丈夫だと思っていても、無意識下のレベルで悔しさが累積していき、プレイに支障をきたすこともあります。

そういうときに必要になるのが「自らの精神のケア」です。精神のケアは「技術」ですので、学ぶことができます。精神のケア技術として最も代表的なものが、メディテーション(瞑想)です。

連敗が重なったとき、一旦ゲームをプレイすることをやめ、目を閉じて深く深呼吸しましょう。そして頭の中に「ひとつの点」を思い浮かべます。「ひとつの点」をじっと意識し続けます。メディテーションの際に「無心になる」ことを心がけてしまうパターンがありますが、これはよくある勘違いです。無心になることを強く意識するあまり、むしろ別のことを考えてしまったりするものです。おにぎりの具のこととかを考えちゃう可能性がすごく高いです。


なので、むしろ逆に、「何かひとつのことを集中して考えようとする」ことで脳の活動を抑制することができます。まずは、頭の中に「点」を作り、それが増えたり、巨大化したり、色が変わったりするのを注意深く防ぎましょう。一点をじっと維持して堪えることができれば、今までの敗北の悔しさはいつの間にかどこかに消え去っていることでしょう。こうして精神をリセットするのです。

メディテーションの習慣は『LoL』のみならず人生にとって非常に有用です。慣れてきたら、自分なりのメディテーションを編み出してみるのもよいかもしれません。たとえば「点ではなく、マシュマロのことを考えてみる」「座禅を組むのではなく、体育座りにしてみる」「連敗したときは、コーヒーなど決まった飲み物をゆっくり時間をかけて飲む」などの方法があります。

ルール3.「目標」を作る



「長期的に勝つイメージ」を持つことの大切さはルール1の項目で説明しましたが、「長期的に勝つ」ことを最もわかりやすく実現できるのが「目標の達成」です。「ブロンズを脱出する」などの具体的なものだとわかりやすいですが、最初は「ブルーエッセンスを今月はいくらまで貯める」など実現可能な目標を段階的に設け、「目標達成の成功体験」を積み重ねていくことも大切でしょう。

ひとつ「目標」を設けたら、その他の問題はひとまず考えず、目標達成にフォーカスするようにしましょう。たとえば「ブロンズ脱出」という目標を設けたなら、なりふり構わず勝率の高いチャンプを練習していくべきですし、勝利を貪欲に目指すはずです。「気分転換として期間限定モードなどを遊ぶ」といった考え方も要注意。気分転換し過ぎて、「目標」への気持ちまでリセットしないようにしましょう。


また、長期的な目標だけではなく短期的に「試合ごとの目標を設ける」のも有用です。「勝利する」は具体的かつ簡単な目標に思えますが、短期的に見た場合、必ず実現できる目標とは言いにくいです。

それよりも、「CSをいくつ取る」「なるべくデスをしない」「必ずワードを置くようにする」などのプレイ習慣に結びつきやすい目標を毎回達成することで、着実に「LoL力」が増していくことかと思います。過去のマッチの具体的な成績は「OP.GG」やゲームクライアント内「データ」画面で細かくチェックできますので、24時を回った時点でその日のマッチすべてを振り返ってみたり、印刷して寝室の天井に貼るなりして活用しましょう。

ルール4. 「なりたい自分」を思い描き、鏡に向かって毎朝呼びかける



引き続き、具体的なルーティンの話をしましょう。勝利するために必要なのは思考法という話をしましたが、思考法というものも「技術」なのです。そして技術である以上、習得することができます。大丈夫。複雑なスキルコンボ、アクティブアイテムが重なったビルドよりも簡単ですし、必ず習得できます。誰でも、確実に、習得できます。

まず、あなたの部屋にある鏡の前に立ちます。鏡をじっと見つめます。そこに映っているのは誰でしょう。そう、今のあなたです。まだ勝者ではない今の自分の姿を、鏡は正確に映します。そこに勝者となった自らのイメージを重ね合わせるのです。

中国「Invictus Gaming」Midレーナー“Rookie”

……と言っても「勝者である自分」を想像することは最初は困難でしょう。であれば自らが理想とするプレイを行うプロプレイヤーをそこに重ね合わせてみても良いでしょう。たとえば、『LoL』世界王者チームInvictus Gamingに所属し、「Worlds 2018 TOP 20」にも選ばれたRookieのプレイングに憧れるのであれば、鏡を見ながら自分に彼の姿を重ね合わせてみます。

「Worlds 2015」におけるRookie選手のハイライト映像

鏡を見て、まず「お前は誰だ」とつぶやきます。そして「私は/僕はRookieです」と続けます。最初は気恥ずかしいでしょうが、ちゃんと自分の目を見つめて繰り返しましょう。「お前は誰だ」「私はRookieです」。イメージというのは重要です。自認の上でRookieになれば、当然肉体もRookieに近づいていきます。プレイングの精度も段違いでしょう。


プロプレイヤーの配信やインタビューなどを読み、彼らの発言を真似るというのも大切です。なりきることで、彼らの思考法をトレースすることができるようになってくるでしょう。プレイ中の発言や、表情、喋り方を真似てみてもいいでしょう。

一見無駄な行為のように思えますが、そのひとつひとつが自分を騙すことに繋がり、最終的には『LoL』の上達に結びついていきます。私に言わせてもらえば、何事も形から入るのは重要です。精神は液体のようなものなので、容器の形状によって柔軟に形を変えるからです。

ルール5. 「得意」を作ることは「苦手」を作ることである



『LoL』はチームでプレイするゲームです。そして、ソロキューでは毎回かならず自分の得意なロールがプレイできるとは限りません。「ジャングルなんてほとんど分からない」「サポートが普段何をしているのか分からない」、それでもあなたに出番がまわってくることもあるのです。

ピック時からとてつもない不安に襲われる人もいるかもしれませんが、それもまた成長のチャンスなのです。得意なロールに固執せず柔軟なプレイングを心がけることによって、サモナーズリフトで起きる戦いの全貌を理解できるようになります。

もし現状で「特に苦手なロール」が存在するのであれば、あなたはそのロールの役割を正確に把握していない可能性が高いです。というのも、役割をしっかり把握し、そのロールが何をするのかを意識して実行できれば、多少のハンドスキルはカバーできるはずなのです。

そして、そのロールの役割を理解することは決して無駄にはなりません。例えば、あなたがメインロールがジャングラーである場合、ときどきレーンをプレイすることによって、どのようなタイミングでガンクが決まりやすいのかがわかるようになります。


オールラウンドなプレイヤーになるということは、特にソロキューでランクを上げる上で必ず必要となってきます。『LoL』というゲームにおいて器用貧乏であるということは、最高の褒め言葉であると思うようにしましょう。そしてどんなロールになっても「自分がキャリーするぞ」という気概でゲームに臨みましょう。いろいろなチャンプの操作を身につけるためにも、「ランダムミッド」で出てきたチャンプを無作為に極めてみるのも有効です。

もし更に勢いをつけたければ、Pick時にチャットで「私がキャリーします」と宣言してもよいでしょう。そう言っておいてボロ負けしたらカッコ悪いですし、自分へのプレッシャーにもなるはずです。筋肉に負荷を与えてトレーニングすると成長するように、適度な緊張感とプレッシャーを抱えてプレイするのはとてもよいことです。すべてのレーンでキャリーできれば、当然自分のメインロールでもキャリーできますしね。あえて「ノーマル戦でfill宣言」「ランク戦で“どこでも”ポジション希望」などをして、自己のロール担当力を磨くのもひとつの手です。

最後に



ここで書いたのは本当に初歩的なことです。しかしこの五つのルールを意識し、正確に実行できるようになれば、あなたのランクは必ず上がります。あなたは勝者になる重要なきっかけを手にしました。おめでとうございます!

ともかく、ここまで読んでくださった皆さんは、『LoL』で頂点を目指すにあたって重要なものを手にしました。そう、それは勝利の感覚です。最後に、この記事を読んだプレイヤーの皆さんならば、簡単に答えられる質問をしますので、コメント欄でお答えください。

みなさん、勝ってますか?
《文章書く彦》
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