『The Bard's Tale IV』は、3DダンジョンRPGに回帰し、タクティカルな戦闘システムを備えた40時間以上のゲームプレイが展開します。Fargo氏は、Twitterにて「18ヶ月内に『The Bard's Tale IV』が200万本を売り上げた場合、Interplayを買い戻す」と発言しました。
Interplay Entertainmentは、Fargo氏が、inXile Entertainmentの前に設立した有名ゲームメーカー。1983年に設立された同社は、その後2000年まで精力的に活動を続け、最盛期は『Fallout』『バルダーズゲート』『The Bard's Tale』『Descent』『Earthworm Jim』『FreeSpace』など多くの人気IPを所有していました。
しかしながら同社は2000年以降急速にその勢いを衰えさせ、『Fallout』を始めとした多数の版権は他社へと売却されていきました。現在では他社にいまだ買収されていない版権の維持管理を行うに留まっています。
特に目立った人気版権は既に無いとはいえ、『FreeSpace』などはもちろん、『Kingpin』『Giants: Citizen Kabuto』などコアなオールドPCゲーマーであれば名前を聞いたことも多い版権が残っているのも事実。果たして、Fargo氏は再びInterplayをその手にすることができるのでしょうか。また、Interplayの過去作品が新たな形で復活する可能性はあるのかも含め、注目が集まるところです。
『The Bard's Tale IV』はSteamなどにて2018年9月18日に発売予定です。複数のエディションが用意されており、各エディションに様々な特典が付属する他、最上位のUltimate Editionには先日リリースされた旧三部作リマスター『The Bard's Tale Trilogy』も付属します。
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