1999年に誕生して以来、全世界で8,000万本以上の売り上げを誇る『NBA 2K』シリーズ。今作で20周年を迎えることもあり、イベントは大規模に行われ、販売会社である2K GAMESスタッフも準備に余念がない様子でした。
同イベントは主に大きく2つに分けられていました。1つは、昼間にメディア向けに行われた、『NBA 2K Playgrounds 2』 と『NBA 2K Mobile』のローンチイベントです。流行発信地・ニューヨークの常にホットなエリア、フラットアイアン地区にあるACE HOTEL内のスイートルームの一室にて行われました。
『NBA 2K Playgrounds 2』では2 on 2のハンズオンが開催され、各国取材チームが『NBA 2K Playgrounds 2』をいち早く体験しました。
『NBA 2K Playgrounds 2』は、シングルプレイヤー・シーズン・モード、プレイグラウンズ・チャンピオンシップ・モードを含む新モードを搭載しています。マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアント、カリーム・アヴドゥル=ジャバーなどの過去や現在のオールスターズを含む有名選手たちを操作することができるのも魅力の一つです。レブロン・ジェームズの「一人アリウープ」などに代表される、合計100以上の各選手の有名な動きもアニメーションに取り入れられています。
また、会場では『NBA 2K Mobile』のハンズオンも開催されていました。『NBA 2K Mobile』は、2018年下半期に発売予定で、対応機種はiOSとAndroidです。Mobileでサクッと遊べる簡単なモードが多数搭載されていて、現存のモバイルバスケゲームでは最高品質といえるでしょう。日本語を含む10言語以上に翻訳され、無料ダウンロードが可能なので、世界中で楽しめそうです。
もう一つのイベントは、同日夜に行われた大規模な『NBA 2K19』ローンチイベントです。このイベントは開発が目覚ましいエリア、ブルックリンのグリーンポイント地区にある古い倉庫を改装したイベントスペース「Terminal Warehouse」で行われました。
世界各国から約200のメディアが集まり、メディア関係者とVIPゲスト合わせて300人以上の人が参加したこのイベントは、会場にNBA選手が訪れるなど、さながらパーティー会場といった雰囲気でした。
会場に入るとまず、レセプションやフード・ドリンクのスペースがあり、さらに会場の奥へ進んで行くと、『NBA 2K』シリーズの20周年を記念した、歴代シリーズを体験できるブースが設置されていました。
過去の『NBA 2K』シリーズも体験できるようになっていて、昔のゲームを懐かしみながらプレイするゲストの姿も見られました。さらに奥へと進むと、近未来的な映像が流れる通路が…。
まばゆい光の先には、『NBA 2K19』ローンチイベントのメイン会場がありました。華やかな舞台に心が躍ります!
特筆すべきは、実際に最新の『NBA 2K19』がXbox Oneで体験できるハンズオンブースがかなりのスペースを使っていたことです。Xbox Oneが8台1列として、4列用意され、合計32台の設置を自由に楽しめるようになっていました。(詳細は別途公開中のハンズオンレポートをご覧ください)
さらに、スペシャル企画として『NBA 2K19』のカバー写真画像を自分の顔にして印刷してもらうことができる特設ブースもありました。
クロマキー撮影した自身の写真をオリジナルカバーとしてプリントアウトしてケースにセットしてくれるという粋な計らいです。ちなみに、『NBA 2K19』の通常版のカバー選手には、初めてインターナショナルな選手であるヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス所属)が選ばれています。また、20周年記念エディションには、『2K14』に続き2度目のカバーとなるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が選ばれています。ヤニスやレブロンのように、とまではいきませんが、写真を撮ってもらった後、約10分待つとこのようにオリジナルカバーが出来上がります。ちなみに、Xbox Oneのコントローラーももらえるというおまけ付きです。
他のスペシャル企画としては、『NBA 2K19』のアートワークで使われている4種類のフレーズの中から好きなものを選ぶと、その場でTシャツに印刷をしてくれるというものもありました。
イベント開始から3~4時間後、ついに特設ステージにて『NBA 2K19』のゲームプレイ・トレイラーが映し出されました。会場は大盛り上がりです。
そして、サプライズゲストとして、『NBA 2K19』の音楽のエグゼクティブ・プロデューサーを担当したトラヴィス・スコットが登場。圧巻のミニライブを行い、会場を大いに沸かせました。
トラヴィス・スコットのライブが終わるとパーティーはお開きに。記念すべき20周年を迎える『NBA 2K』シリーズの最新作『NBA 2K19』のニューヨーク・ローンチイベントは大盛況のまま、幕を閉じました。
協力:テイクツー・インタラクティブ
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
滅びた世界の最後の人間として日常を「維持」するアクションADV『Alone A Long』使われない物はどんどん“風化”…文化を守るのって難しい!【東京ゲームダンジョン5】
-
歴史ゲームなのに“本物の歴史”じゃない?歴史ゲームが歴史通りに作れない理由を考察する【特集】
-
海外レビューハイスコア『Heading Out』―レースゲームとビジュアルノベルの美しい融合だ
-
ゲーマーは長野県・諏訪湖の街に行くとおかしくなる。限りなくオープンワールドだと錯覚するから。【ゲームみたいに錯覚する現実の場所】
-
和風DRPG『残月の鎖宮』大型アップデート「Ver.弐」で難度・UI・テンポが大きく改善!物語の先描く有料DLCやさらなる本体改善に向けクラファンも実施へ【東京ゲームダンジョン5】【UPDATE】
-
五月病はゾンビを殴ってぶっ飛ばせ!爽快ゴアACT『Dead Island 2』Steam版を今から遊ぶ4つの理由
-
2万超えプレミアゲーが復刻!『ダブルドラゴン コレクション』でベルスクの魅力が詰まったシリーズ最高傑作をプレイしよう【特集】
-
地形のレイアウトも自由自在なマルチ対応農業シム登場!1万件以上の好評を得た人気作の続編―採れたて!本日のSteam注目ゲーム4選【2024年5月8日】
-
不死鳥の如き復活を狙う『BLESS UNLEASHED』Pmang版を先行プレイ! “ダイナミックオープンワールドMMORPG”の新要素をチェック
-
【特集】そうだ、オープンワールド行こう…家でも“観光”できるゲーム5本を紹介。現代、過去、未来のゲーム名所をレコメンド!