3. 基地設営
そして大きく変わったのは基地もしかり。「NEXT」環境下で初起動すると、既存の基地が消失してしまっていることに気づくことでしょう。これは完全に消失してしまったわけではなく、アーカイブされており、再度の設置が可能です。
クエスト“基地の位置”をトラッキングし続けることで、惑星スキャン時などに基地の位置がサジェストされるので、そのポイントに存在する基地コンピューターに対して、“基地を現地点に移動する”を選択することで基地再設置が行なえます。
なお、「NEXT」では複数の基地を持てる他、基地コンピューターを任意の位置に設置することでその位置に0から基地を設営することが可能です。テレポートも複数の地点から目的地が選択できるようになるため、テレポート装置を早期に展開しておくと後のプレイが楽になります。
4. フリゲート船団
「NEXT」で追加された新要素フリゲート船団。これは宇宙船で宇宙にいる際に緑のマーカーのフリゲートがワープアウトすることがあるので、それに近づきマーキング、その後通信設備を使うことで雇用が可能です。各船ごとに得意な分野などもあるので能力を確認しつつ雇用しましょう。
その後は、輸送船に艦隊指揮室を設営、ブリッジにいるクルーの一人と話すことで船団の派遣が可能となります。これは複数のミッションから1つを選択、船団を派遣することでゲーム内で経過したリアル時間ごとにアイテムが貰えるというもの。
派遣にはフリゲート用の燃料が必要となります。また、報酬は「輸送船」に送られるため、報酬取得時はインベントリを十分開けておきましょう。
5. マルチプレイヤー
「NEXT」での変更点といえば忘れてはいけないのはマルチプレイヤー。これは現バージョンでも様々な面で手探り感が強い本作の中では、比較的分かりやすい実装。
開始時メニューで接続する相手を選択、その後セーブデータを選ぶだけで、相手のいる星系からゲームが開始します。ただし、「NEXT」上で一度も起動していないデータではマルチへの参加はできません。
他プレイヤーの現在位置はマークされるので、それを追いかけていけばすぐに合流できます。
なお、ゲーム終了後、自身のセーブでゲームを再開した場合は、マルチプレイヤーで移動した星系ではなく、自身のセーブデータの位置からの再開となるので、遠く離れた星系に意図せず移動してしまうことはありません。
番外. ストーリー(アルテミスミッション)
1.3以前のバージョンから本作を再開したユーザーは、ゲームに一連のストーリーミッションが追加されていることに気がつくことでしょう。これはバージョン1.3「Atlas Rises」にて実装になった“アルテミスミッション”です。指示に従ってゲームを進行していくことで、「NEXT」以前、1.1や1.2の追加機能を含む多くのゲームの基本機能へ自然にアクセスすることができます。
なお、一部ミッション進行や基地関連の新要素へのアクセスに必要な「設計図解析機」が以前のバージョンからの継続ゲームで入手できない不具合が報告されていますが、こちらは修正中の模様です。また、エクソクラフトミッションの途中でセンチネルから入手可能な何らかのアイテムを要求されるケースに陥りますが、これは旧バージョンの名残で、現バージョンでは“金”が100個となります。
今回のガイドで紹介した点以外にも多くの点が変更されている「NEXT」アップデート。その中にはゲーム進行そのものが大幅に変更になるレベルのものは殆どありませんが、他の変更と合わせ非常に新鮮な気分でゲームを再開することができます。当時本作を好きになれなかったユーザーも是非この機会に再度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。