スパイク・チュンソフトは、2017年12月12日に行われたTwitchでのストリーミング放送にて、Steam早期アクセス中のプロレスゲーム『ファイヤープロレスリング ワールド』を2017年12月19日に正式版としてリリースすることを発表しました。
この正式版への移行はPS4版の作業を進めるためとのこと。PS4版発売日については、年明け後遠くないタイミングで発表される模様です。なお、アップデート自体は今後も継続となり、また、正式版と同時にオンラインでの4人対戦も可能となります。
また、同作の正式版配信となる2017年12月19日には、2017年5月4日のDDT豊中大会中での事故により頸髄が完全損傷し、闘病生活を送っている高山善廣選手の支援のため、同選手を『ファイプロ』登場させるチャリティーDLCの配信が行われることも発表されました。
DLCにはドン・フライ戦での壮絶とも言える殴り合いを再現するための新技「魂の殴り合い」も付属。このDLCの売上はSteam側への手数料を除いて、全額高山選手への寄付となります。なお、今回のDLCは過去の女子プロ作品以外では『ファイプロ』初の実名選手の登場となります。
他にも放送では、来年以降の展開についても一部触れられており、1月に有料DLCとして、団体運営モード“マネージメント・オブ・リング”が実装されることも公開。これはシリーズ過去作『ファイナルファイヤープロレスリング』に搭載された団体運営モード+αといった構成になるとのこと。
使用する選手については、初期団体とフリー枠合わせて150~160人近くのレスラーを用意することが最低限必要となるため、Steamワークショップも有効に使ってほしいとしました。また、上記団体運営モードと、今後のDLCをセットで安価に入手可能なシーズンパスの配信も行われるとのことです。こちらのシーズンパスには高山選手チャリティーDLCは含まれません。
『ファイヤープロレスリング ワールド』ディレクターの松本朋幸氏は、「ファイプロはまだまだ止まらない」と、同作のアップデートや今後の展開についても意欲を見せるコメントを残しています。
『ファイヤープロレスリング ワールド』はSteamにてWindows向けに2,160円で発売中。2017年12月19日から2018年1月5日までは、アーリーアクセス価格から33%引きにて最安値となるセールが行われ、その後、2018年1月6日以降は正式版価格3,240円となる予定です。
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