ゼロイン(零点距離)と正しい射撃方法
ゼロイン(零点距離)とは、ゼロインが100mであれば、100m先の目標に、中心点の位置で着弾することを指します。弾丸は重力に引っ張られて下へ落ちていくため、距離が伸びれば伸びる程、よりスコープで上を狙わなければ正確な射撃はできません。そのため、ゼロインを調整し、より射撃を簡単にすることができます。また、一部のスコープにはインジケーターが付いているものもあり、それを使ってゼロインを変更せずに射撃することも可能です。詳しくは以下の項にて解説します。
基本的に高倍率のスコープでなければインジケーターは付いておらず、レッドドットやホログラフィックサイトといった等倍サイトや、2倍スコープでは、インジケーターなしで着弾点を修正することになります。一方、4倍スコープ以上のスコープではインジケーターがついていますが、本作では5.56mm弾と7.62mm弾で重さが違うことが考慮されており、さらに同じ弾種でも銃によって弾速が異なるため、より長距離の射撃では差が大きくなります。また、重力が影響しているため、自分より高いところや低いところに向かって射撃する、撃ち上げや撃ち下ろしでもさらに着弾点が変化します。
正しい射撃方法としては、1発目を撃って外れた場合は、どちらにどれだけずれたかを確認して、その分だけ照準を上下左右にずらしたりゼロインを調整して、2発目以降で敵に当てるようにするというもので、これを「偏差射撃」と言います。とはいえ、本作では基本的に視界内での戦闘になることや、撃たれた場合に隠れることができるため、できるだけ速く正確に敵に当てる必要もあります。中上級者であれば、感覚でずれた分の修正を行えますが、慣れないうちはただ連射するだけでなく、どこに着弾したかを確認する癖をつけることを優先した方が良いでしょう。例えば、走っている敵を撃った際に、敵の前に着弾すればより敵寄りに、敵の後ろに着弾すればより敵の進行方向に照準を修正する、というのを無意識に出来るようになれば、プレイヤースキルが上がったと言えます。
マップでの距離の読み方
マップは黄色いグリッドと白いグリッドに分かれており、黄色いグリッドは1kmを指します。その中は白いグリッドで10等分されているため、白いグリッドは100mを表します。
スコープの見方
2倍スコープ
2倍スコープは、中心点とその周りに円が描かれています。外円の上下に敵の姿が接する状態だと、敵との距離が100m、中心点から上または下の円に接する状態で200m、中心点と上または下の円の半分までの間であれば300mの距離と判定することができます。
4倍スコープ
4倍スコープの読み方については上の動画で解説されていますが、かいつまんで解説します。
まず、多くの場合、スコープのレティクルに記載されている数値を元に射撃を行いますが、本作の場合は数値通りには行かなくなっています。さらに、5.56mmのアサルトライフルと7.62mmのアサルトライフル(AKM)では異なるので、さらに正確な射撃を行うのは大変です。
5.56mmのアサルトライフルでは、矢印の上部で100m(中央点)、矢印の内側上部で200m、縦線の最上部が400m、4の数値の部分で600mに相当します。
7.62mmのアサルトライフル、AKMでは、矢印の上部で100m(中央点)、矢印の内側上部で200m。ここまでは5.56mmと変わりませんが、縦線の最上部で300m、4の数値の部分で400m、さらに下の線の500mの横線の部分で600mに相当します。
8倍スコープ
Kar98kの8倍スコープについても上の動画で解説されていますが、こちらも同様にかいつまんで解説します。
画像には記載していませんが、中央点で100m、縦線の上部付近で200mとなります。さらに中央点と1本目の横線の中央が300m、それと1本目の横線の間が400m…と文章に起こすと読みにくいので詳しくは画像を参照して下さい。8倍スコープは4倍スコープと違い、きっちりとした位置で偏差射撃を行えるわけではないので、少し難しいです。
VSS
中央の逆三角から順に100m、200m、300mと刻まれています。また、スコープ下部には途切れた曲線が描かれていますが、下の線に足を合わせた状態で、1.7と書かれた線が立った状態、1.0と書かれた線がしゃがんだ状態で、左から100m、200m、300m、400mの距離を測ることができます。なお、逆三角形を同じように刻んだと仮定してaimsすると、500m程度まで狙撃することが可能です。
クロスボウ
弾速が遅いため当てるのが非常に難しいですが、中央点が25m、そこから50m、100m、200mまで狙うことができます。
以上、いかがでしたか?『PUBG』は実力だけでなく、運も味方に付けなければドン勝を食べることは難しいゲームです。しかし、Soloでの生き残りの楽しさだけでなく、DuoやSQUADでの仲間との連携も奥が深く、上手いプレイが出来た時の達成感は中毒性があります。是非このガイドを読んで、ドン勝を目指して下さい!