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【TGS2017】ネメシスの進化に迫る!『シャドウ・オブ・ウォー』デモセッション&ハンズオンレポート【UPDATE】

先日トレイラー映像が公開され期待が高まっている、ワーナーによるシリーズ最新作のオープンワールドRPG『シャドウ・オブ・ウォー』。本記事では、東京ゲームショウ2017でメディア向けに行われた同作のデモセッション及びハンズオンの様子をお届けします。

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Daniel McGuffy氏(左) Evan Nickel氏(右)

先日新しいトレイラー映像が公開され、ファンの期待も高まっているであろう、ワーナー・ブラザーステレビジョン&ホームエンターテイメントのオープンワールドRPGシリーズ最新作『シャドウ・オブ・ウォー(Shadow of War)』。本記事では、東京ゲームショウ2017でメディア向けに行われた同作のゲームプレイデモセッション及びハンズオンのレポートをお届けします。

■前作から進化した要素は「全て!」更にレベルアップしたゲームプレイ

今回のデモセッションでは、ワーナーでアソシエイトプロデューサーであるEvan Nickel氏とDaniel McGuffy氏によって、4KHDRのPS4版を用いて、「砦攻め」をプレイしながらのプレゼンテーションが行われました。E3 2017のプレビュー記事でも砦の攻防戦は紹介していましたが、今回は待ち受けるオークの種類も砦の雰囲気も全く異なります。

両氏は、今作が前作『シャドウ・オブ・モルドール』から進化した点を「全て」であると述べており、実際にそのゲームプレイフィールや各種システムは大きく変わっています。なかでも、主人公タリオンのスキルや武器、装備といったカスタマイズのバリエーションが豊富になったことによる、RPG要素の強化は特筆すべき点。


ドレイクで縦横無尽に砦を蹂躙する!

また、本作で新たに追加された「ネメシスフォロワーズ」により、ステージにあるアイテムだけでなく、あらゆる敵も獲得、支配することが可能に。目の前で戦っていた敵のオークを従え、そのまま一緒に砦を攻めることもできてしまいます。

デモセッション中では、敵のドレイクを獲得して空を飛び回り、炎のブレスで戦場を焼き尽くす豪快なゲームプレイを見られました。こうしたキャラクターのアクションや演出もダイナミックに進化しており、プレイの爽快感も増しているようです。

■目玉の「ネメシスシステム」もバージョンアップ


今作を語るうえで欠かせないのが、前作『シャドウ・オブ・モルドール』でも採用されていた象徴的な「ネメシスシステム」。前作より更に拡張された「ネメシスシステム」により、ゲーム中でタリオンが出会う全ての敵は自動生成され、それぞれ異なる名前や特徴を備えています。

また、前作では1つしかなかったオークのトライブも、本作では7つに増加。オークごとの特徴や弱点は変化し、そのバリエーションも多彩に。実際に、デモプレイ中に登場したある一体のオークは、Nickel氏とMcGuffy氏もはじめて目にするタイプだそうで、どれだけたくさんプレイしていても毎回新鮮な発見があるようです。さらに敵の種類だけでなく、砦の外観や雰囲気も毎回変化します。


激しい敵軍勢の攻撃に苦戦するNickel氏(左) 変化する砦の外観(右)

オークたちの性格や口調も個性的で、敵同士の関係性も存在、タリオンとの戦いの結果によってそれらも変化するなど、徹底してプレイヤー独自の体験にこだわったつくりになっているようです。

この「ネメシスシステム」はプレイヤーのあらゆる行動から形作られていき、助けなかった仲間に裏切られたり、以前戦った敵がこちらの戦闘パターンを記憶していたりするなど、プレイヤーごとにパーソナライズされたユニークなゲームプレイが味わえます。プレイには十分慣れているはずのNickel氏が、今回挑戦した砦があまりにも手ごわい内容で、終始苦戦している様子だったのも、自由度の高い「ネメシスシステム」だからこそ起こった状況だと言えます。

■新モードも実装!オンラインやクリア後のやりこみ要素も

『シャドウ・オブ・ウォー』では、非同期型のオンライン要素である「コンクエストモード」も実装されています。プレイヤーは、自分がゲーム中に占拠した砦をカスタマイズしてオークを配備し、それらをオンラインでシェアして、他のプレイヤーが挑戦できるようになります。シナリオクリア後には、ゲーム内時間で40年間自分の砦を守るモードも存在するといい、両氏によるとこのモードの所要プレイ時間は何百時間にも及ぶこともあるそうです。

■高難度の「砦攻め」に挑戦!ハンズオンインプレッション


ここからは筆者によるハンズオンのミニインプレッションをお届けします。今回用意されていたのはXbox One版で、開発者2人がプレイしていたのと同じ、高レベル状態での「砦攻め」をプレイしました。

筆者もプレイした前作と比べると、確かに、そのビジュアルの美しさや戦闘や演出のダイナミックさは大きく進化していると感じられました。何より、主人公タリオンのアクションが本当に爽快になっており、パルクール型ゲームのようにアクロバティックにステージを飛び回り、巨大な建物の壁を軽快に飛び越えていく様は、オープンワールドゲームとしての移動や探索の魅力をあらためて実感させるものです。


残念ながら、筆者は(難易度を下げても)クリア出来ませんでした……。

その分、戦闘に関しては手ごわくなっている印象で、砦攻めにおいては、マップが広い上に刻一刻と変化していく戦局を見極めながら立ち回る必要があり、あらゆる環境やスキルを駆使した戦術や判断力が必要とされます。筆者も、あまりに激しい敵の攻撃に何度も倒されそうになりましたが、敵のトドメの一撃をタイミングよくボタン入力で回避して体力を取り戻せるシステムがあるため、理不尽に死に続けるということはなく、適度な緊張感の中楽しんでプレイ出来ました。

『シャドウ・オブ・ウォー』には、メニューのオプションから、イージー・ノーマル・ネメシスの3つの難易度が選べるので、アクションゲームが苦手な人も安心なうえ、上級者には、いっそうやりごたえのあるプレイに挑めます。日本語ローカライズの音声も違和感のない仕上がりで、オークたちの個性的かつ迫力あるセリフを日本語吹き替えで楽しめるのはやはり大きな魅力です。

『シャドウ・オブ・ウォー』は、PS4/Xbox One/Windows10を対象に、2017年10月12日に発売予定。CEROレーティングは「Z」で、価格はパッケージ版が7,800円(税抜)、ダウンロード版が7,269円(税抜)です。

※UPDATE (2017/09/22 3:30): 記事本文の内容を、加筆・修正しました。
《吉河卓人》
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