カプコンが、SIEの「PlayStation E3 Media Showcase」にて発表したPS4/Xbox One/PC向けシリーズ最新作『モンスターハンター:ワールド』。今回の「海外ゲーマーの声」では、本作の発表によって、興奮しているゲーマーがいる一方、落胆する結果になったゲーマーたちの悲喜こもごもなコメントをお届けします。
様々なモンスターを狩猟する骨太アクションや協力プレイなどで人気を博した『モンスターハンター』シリーズ。今回発表された『モンスターハンター:ワールド』は、従来の作品とは異なるグラフィックやエリア間ロードが存在しないシームレスなマップ、クエスト途中参加可能など、シリーズファンも驚きの要素が盛り込まれ、グローバル展開も同時期の発売を目指しています。
多くの声が届けられていましたが、「夢が実現する。これは、"モンスターハンターが最終的にこうなるだろう"と常に思い描いていたことだ」というコメントを始め、好意的な意見があり、中には「これは楽しみにしてるよ、PSP時代からモンハンはプレイしていなかったんだけどね」という過去作ハンターからの声も。
一方で、落胆しているのは、ニンテンドースイッチ版『モンスターハンターダブルクロス』(2017年8月25日国内発売)を待ち望んでいた海外ハンターたちでした。Capcom UKのEMEAコミュニティマネージャーはTwitterで、シリーズメインタイトルである『モンスターハンター:ワールド』を欧米ユーザー向けに届けることに100%フォーカスしており、スイッチ向けにアナウンスできることは今のところ無い、とする旨を発言。現時点で『ダブルクロス』が欧米向けに発売されるかはわかっていません。
この発言を受け、スイッチ版『ダブルクロス』のローカライズを待つ人々からはネガティブな声が多く寄せられたほか、「東京ゲームショウまでこれ以上の情報は得られないだろうと思う」という意見も。しかしながら、「スイッチ版ダブルクロスの日本語版を8月に買うよ。個人的には大したことではないけど、英語でプレイするのを待ってた人にとってはキツいよね」とするコメントもありました。
日本のユーザー間では、お目当ての海外ゲームが日本語ローカライズされないことが話題になることもしばしばありますが、それは海外のユーザーにとっても同様なよう。爆発的な人気を誇る『モンスターハンター』シリーズといえばそれはなおさらなのかもしれません。
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